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 更新の準備状況とか、その日ちょっと考えたこととか書いてるページです。

ちなみにこのページでは、新しい記事から上に載せて行ってます。

     

 

 

      

   

2010.6.15.-6.16.

かさマークの並ぶ天気予報。

やっぱり今が、梅雨なのかな??

★侵略速報値・95★

うさぎ軍大本営発表によりますと、橘家方面軍うさぎ侵略隊の総数は現在実に95体に達し、その約半数が寝室を占拠、飼い主は殆ど包囲された状態で寝起きしているもよーです。

このような事態に陥ったことについてその原因を飼い主は、"行きつけの雑貨屋が2割引セールをやっているから"と語っております。どうやらこの雑貨屋では昨今の不況の煽りからか、景気づけに入荷したての新製品まで全品2割引にするという、太っ腹なんだか、断末魔なんだか、いったい何を考えているんだかよく分からないセールを昨年来、断続的に敢行しているらしく、そのため特価好きの飼い主は、覗くたびについつい大量のうさぎを抱えて帰ってきてしまうという習慣がついてしまったのでしょう。

こうなれば毒食らわば皿までの心境で玉砕も辞さず。うさぎ軍の挑戦をどこまでも受けて立つぞの意気込みで、飼い主は今後もうさぎ移民受け入れの覚悟を決めています。果たして打ち止めまで、いったい何匹のうさぎが来襲するのでしょうか?!

   

★185グラムの天使たち★

とゆーわけで、とうとう95体に達した我が家のル・シュクルうさぎコレクションですが、メーカーさん懲りもせずにとゆーか、売れているからなのか、この夏も新作バージョンを打ち出してきました。

昨年夏、通販では限定版マリン・バージョンが出てましたが、今年の夏は通販ではサロペット、でも、例の行きつけの雑貨屋さんでは写真のようなセーラーカラーのお洋服を着てるコが出ています。前からの画像では襟元にスカーフ巻いてるだけにしか見えないけど、↓の画像で後姿を見てもらえればセーラーだって分かると思います。

昨年、クリスマスのノエルバージョンは通販に出なくて、今回のセーラーもまだ出て来ていないので、このまま出ないとすればお店限定ってのも存在するのかもしれませんね。

まあしかし...。95体ですからねえ。ファビを200匹以上保有するという前科持ちの私ですから、95程度の数ではまだまだひるみませんが、もう開き直りとゆーか、諦めの境地ではありますな。とりあえず今は"200体くらいまではい〜じゃ〜ん"になってて、しかし、問題は座らせとくとこがなあってこと。ちょっと頑張って家の中片付けないと"包囲"で済んでるうちはいいけど、本当に"埋もれ"そうなのだよ。さすがにそれは困る...。


ところで、先日ふと思いついてウサちゃんたちの体重を量ってみたら、大サイズのコで185グラムくらいでした。185グラムの布と綿。しかし、そこから発生するうさぎパワーとは凄いもので、見ているだけでもとても幸せになってしまいます。

ただ、この"うさぎパワー"を受け取るためには、ウサちゃんたちをすっごく好きでないとダメだろうなと思う。ま、ウサちゃんたちばかりではなく何に対してもそうなんでしょうけど、詰まるところ"幸福は愛情の照り返し"ってことですかね。好きだから、見てるだけでも楽しい♪ そうすると、好きなものがいっぱいあるヒトは幸せなヤツってことにもなるかな?

ちなみに、うさぎパワーは1匹より2匹、2匹より4匹と増えるに従って相乗効果を増し、増えれば増えるほどパワフルになるようです。私は最近、疲れた気分になるとウサたちの並んで座っている所へ行き、森林浴ならぬウサギ浴でパワーをもらってるんですが、たまに出かけると側にウサがいないのでどんどん禁断症状が出始め、家に帰るといきなり"パワーをくれ〜"とか言って手近のウサに抱きついてたりします(←少々アブナイかもしれないが...)。

根がコドモな私は、ウサのあのふかふかした柔らかさを常に求めているのでしょう♪


        

★アシュバくん★

・この話について初めて読まれる方、登場人物等についておさらいしたい方は主要登場人物、用語等解説をご覧下さい。

・また、この話については2005年8月からAyapooで断片的にプロットをご紹介しています。メインストーリーの小説本文はまだ公開していませんが、興味がおありの方は専用のSTORY INDEXをご参照下さい。Ayapooの過去ログ内の記事を順を追って読むことが出来ます。

今回のタイトル"アシュバくん"ですが、コイツはまだ本編に登場すらしていません。しかし、後編には出てくる予定なのでここで先に紹介しておきたいと思います。

前編のラストで、まーがファーンとデュアンを"遊びにおいで"と誘ってましたけど、その時"うちにはきみの喜びそうなオモチャもある"とか言ってたのを覚えてらっしゃるでしょうか。そのオモチャ、実はそれが"アシュバくん"なのです。では、アシュバくんとは何者なのか?

端的に言ってそれは、まーの愛車512TRのことです。でも、それは外見だけのことで中身は全くのオリジナル。前にもちょっと書いてた通りこのアシュバくんは喋るので、無理矢理にモデルは? と詰め寄られたらやはりK.I.T.T.くんですと白状せざるをえないところではあるでしょう。しかしまあ、そこは私が無類のクルマ好き(なにしろ、この世で一番好きなイキモノはクルマで、一番キライなのは人間だと誰憚らず公言してますから)だということがまずあって、クルマ好きならばK.I.T.T.の存在以前に、クルマが話せたらいいだろうなあとコドモ心に思ったことのある方は多いはず。そもそもK.I.T.T.だってそういうユメから生まれたんでしょうからね。

ですからこれはパクりではなく、ある種のオマージュと受け取ってもらえればと思うんですが、しかし私は密かに疑ってることがありまして、それはそもそもあのナイト・ライダーそのものが一部、スーパージェッターとマッハGOGOGOのパクりじゃないかということなのだな。だって、マイケルがコムリンクでキットを呼ぶとこなんて「流星号、流星号、応答せよ」の世界じゃないですか。ターボブースターでぶっ飛ぶのはマッハGOGOGOにそっくし(あれはブースターで飛ぶんじゃなかったけど)。日本のアニメがアメリカで人気とは言っても、日本人の私ですら何回目だか分からないほどの再々々々々放送を、微かに見た覚えがあるよーな気もするというほど古いものを80年代当時、アメリカのヒトが見てたかどうかはナゾですけどね。でも、あれ見てるとどーしても、これらの古いアニメを連想してしまうんだな、私は。

それはさておき、そういうスーパースペシャルなクルマへのアコガレをずっと抱いていた私なので、やっぱり自分の作品にもユメのクルマを登場させたいぞ、ということでアシュバくんが出てくることになったんでしょう。意識して登場させたと言うよりは、自分の頭の中でなんかいつの間にか出現してたって感じです。

ただ、このアシュバという名前が横文字圏では発音しにくいので、みんなからはアッシュという愛称で呼ばれていて、"喋るクルマ"というとこだけじゃなく、これまたどっちの名前も"パクり"と思われかねないのが問題。そうなる前にさっさと大モトを自己申告して"オマージュである"と宣言しておくに越したことはないでしょう。アッシュの方はお分かりと思いますが"BANANA FISH"から、アシュバはもともとそういう名前の神さまが登場する神話とかあるんでしょうけど、直接的には"ワン・ゼロ"に出てくる馬頭人身の神から来てます。これらの名前はどちらも元は私が自分でフェラリを手に入れることが出来たら付けようと思ってた名前なんで、小説のためにいきなりパクったわけではないということも強調しておきたいと思います。

そういうわけで、名前とか、コンピュータ搭載で喋ったり自走したり出来るという設定とかは他であるものだけど、それらの作品へ敬意を表した上で、あやぼーオリジナルのスーパースペシャリティカーを書いてくつもりです。

さて、このアシュバくん。元はまーが十代半ばの頃にそろそろ免許が取れるってことで自分のクルマを手に入れようということになり、しかし、買ってくるんではつまらないから作ろうという気を起こした。それでそれに、当時自分が研究していたヒューマノイド型ロボットのためのプログラムを応用したらどうだろうと思ったらしいんですね。そもそもロボット用のプログラムだから"喋る"のは不思議でもなんでもない。(←ほれほれ、このあたりからが既にオリジナルの設定なんだぞ♪)

で、当時、アレクんちのコレクションの中にあって、まーが一番気に入ってたのが512TRだったから、ボディはそのレプリカということにして、それにコンピュータを組み込んでアシュバくんが生まれることになりました。この最初のボディは、まーたちがIGDの活動を始めてから誘拐されるとか、殺されかかるとか、なんかそういう大危機に見舞われた時に一度大破していて、ただ、データは通信回線を通してアークとIGDのヘッドクオーター双方でリアルタイムにセーブされているので、ボディを作りなおせば復活させられた。それがEpisode2に出てくるヤツだってことになってます。最初のボディもそれなり防弾とかなってましたけど、作り直されたやつは特殊合金+特殊コーティングでミサイルでも直撃しない限りは無敵ってのはK.I.T.T.と同じです。IGDを始めてからは、とにかく降りかかってくる危険のレベルがめちゃくちゃ高くなっちゃって、このくらい装備+武装しないとまーもアリも命に関るとこまで行ってますからね。だから、アシュバは二人が行くところにはどこでもちょこちょこくっついてくることになってて、言わば彼らのボディガードとしていつも近くにいるわけ。もちろん一緒にアーク号に乗って海を渡るなんてしょっちゅうです。

後編ではアシュバがファーンとデュアンに自分のことをいろいろ解説してやるところが出てくると思いますけど、それによると彼は、まーの考案した独自の連語・連文節変換理論とかゆーものをベースに、主要30カ国語を音声でリアルタイムに理解し、話すことが出来るんだそうで、理解できる言語は更に増やすことも可能。センサー類を搭載していて自走もできますが、彼に使われている様々な技術には安易に公開できないものも含まれているため、アシュバそのものがIGDのトップシークレットでもある。だから一般に人前ではふつーのクルマという体を装っていて、話をすることも差し止められてるので、ふだん話せるのはまーやアリ、アレクの他、彼らの側近に限られてます。でも、本人(本車?)はそれが不満らしい。独立思考+自己学習型人工知能の天才児は、"人間"にずいぶん興味があるようですからね。

この話の時代は今から数十年未来ってことになってるんですけど、その頃になるとロボットが今の車くらい日常生活に入り込んで来てても不思議はないでしょう。それで、まーはヒューマノイド型ロボットに、適切なレベルで人間的な要素を組み込む研究もしていて、それがアシュバに組み込まれたプログラムのベースになってる。だから彼は、クルマとはいえ実に人間的なところがあって、喜んだり、怒ったり、スネたりもするわけね。でも、ヒューマノイドでは人を乗せたり、時速300キロで走ったりはさせられないから、形態としてはクルマの方がいいのかも...?

...なんてことを考えていて最近私は、もし物凄くお金持ちになれることがあったら、ヨットやジェット機なんかよりK.I.T.T.みたいなクルマが欲しいなあと思ったりしている。日本からも50億円レベルのヨットの発注が昔より増えてるとか聞きますけど(株でバカ儲けしてるヤツとかいるからだな...)、50億もあったらヨットなんかよか私はK.I.T.T.のようなクルマを開発するのに使うなあ。以前も書いたような気がするけど船酔いするからヨットなんてあっても仕方ないし、旅行もキライだからジェット機もいらないし、そうするとやっぱりクルマよね。現代のテクノロジーなら本当にああいうクルマを作れるはずだ。私なんかそんなに大危機に見舞われる可能性もないし、正義の味方になるつもりもないから、話すのと自走機能だけでいいしな。それを、うちのしゃーるくんに組み込んだら、きっと楽しいぞ。

ま、そんなわけで作者のシュミで、このお話には今後"喋るクルマ"が出てくることになっています♪

★ルーク★

    

2010.6.6.-6.7.

晴れると夏空♪

でも、まだこれからが梅雨かな?

★DVDプレイヤー★

もともと映画にはそんなに興味が無くて家でもDVDとかあまり見ないヒトだったんですが、"Knight Rider"を購入以来、わりと頻繁に見るようになりました。これまではたまのことだし、うちはテレビ置いてないのでパソで見てたんだけど、パソには他にいろいろやる仕事があるから負担を軽くしてやるため、専任のDVDプレイヤー&ディスプレイを欲しいなと思ってたんです。

で、大型のはどのくらいの大きさ買うかまだ検討中なので、とりあえずポータブルを購入してみました。パソと同じで好きなとこに置けるし、これはなかなか便利だ。

写真のはSONYの最新型のやつで、ディスプレイは9型とこれまでにくらべて大きめ。前のタイプの時から目はつけてたんですが、ディスプレイの大きさにちょっと不満があったのよね。だから、これが出たのを見つけておお! と思い、例によって"安いとこ、ないかないかないか"とネット検索した挙句、いっちばん安いので24700円ってとこ見つけて飛びつきました。大モトのお値段は35000円前後らしいんで、これはかなりお安くなってるんではないかと思います。私が見た中ではたいてい、28000円〜34000前後くらいのお値段でしたから。

さて、このコのウリはポータブルにしては従来に比べて大型の9型ディスプレイの他に、バッテリーが1回の充電で6時間もつとか、ディスプレイが180度回転できるとかいうところらしいです。私としてはもうこれで何の不満もない性能ですな。実際、これを購入以来、手元で手軽に見れるし操作できるのが気に入ってて、特に英語のお勉強にすごく役立ってます。今で英字幕なしでも70%は理解できてる感じなんで、これで毎日見まくってたら一年後にはかなり米語慣れできる...、はずだ。

それにつけても思うのは、学習用にきっちり読まれた録音って分かりやすいよなってことで、それも基本学習としては役に立ちますけど、実際の口語って聞こえてくる"音"そのものがかなり違ってしまうので、最終的にはやっぱりドラマとかニュースとか、一般に見られたり聞かれたりしてるものを教材にするにしくはないってことだなぁ。"音"だけじゃなく、言い回しや語順だって多様になるしね。そうするとますます"学校英語"って、あれはいったい何なんですかね? という疑問がつのる。つくづく、あれって"英語を知らないヒト"が作った学習方法なんだなと思いませんか?

       

★これは、ウマい★

"午後の紅茶"ってわりと好きなので、そのクッキー版というのが出ていたから買ってみました。期間限定だそうですが、"限定品"と銘打つとけっこう売れるんですってね。いつもと違った味のものが食べられるからでしょうか?

これまで、あやぼー的には限定品だからと言ってもっと買っておこうと思うほどのお味のものには残念ながら行き当たらなかったんだけど、今回のコレはなかなか良かった。ちゃんとあの"午後の紅茶・ミルクティ"の味と香りが再現されていて、これはもっと食べたいぞと思わせましたからね。

とりあえず一番好きなミルクティだけ買ったんですが、3種類出ていたから今度は全部買ってきて試してみようと思っています。もし"あの味"がお好きでしたら試してみる価値はあると思いますよ♪


                  

★ランドルフくん★

・この話について初めて読まれる方、登場人物等についておさらいしたい方は主要登場人物、用語等解説をご覧下さい。

・また、この話については2005年8月からAyapooで断片的にプロットをご紹介しています。メインストーリーの小説本文はまだ公開していませんが、興味がおありの方は専用のSTORY INDEXをご参照下さい。Ayapooの過去ログ内の記事を順を追って読むことが出来ます。

本編再開まで、しばらくまたプロット連載におつきあい頂きたいと思いますが、今回はウィルのお友だち"ランドルフくん"のお話です。

だいたい、なんでこんなヤツがあの話に紛れ込んで来るんだ? と市販されるタイプの小説だったら非難の対象になるようなキャラの一人がランドルフくんではないでしょーか。はっきり言って、本筋とはあまりに関係のない(ようにしか見えない)キャラですからね。それなのに、それなのに...。

今となってはもう、いったいこのEpisode2の主人公っているのか? って感じにすらなって来てますが、タイトルの"告白"から言うとやはりディとデュアンなんでしょう。ただ、私としては"お話の世界"の幅とか奥行きとかいうものは細かい背景/環境設定とか、脇役でちょこっと出てくる人物でもイメージをきっちりつかめるようになってるか、そういうことに大きく影響されると思うんですね。脇役とのエピソードが中心的な人物の性質を物語る要素にもなったりするし。

そういうわけで、こいつなんて元が脇役のウィルの、更にその友達なんだから、そんなに回数出てこなくてもいーじゃないかってキャラだけど、先行きファーンの将来とも関ってくる人物でもあり、なにより"作者がけっこう気に入っている"という理由で今後もちょくちょく顔を出すことになるだろうと思います。それに、実はですね。なんかこいつのグレた原因とか、その後どーゆーことをやってたかとか見てて、既に独立ストーリーが出来つつあって、タイトル(Life goes on)まで決まってたりするんだな。"母ちゃんに出てゆかれてスネた挙句にグレた少年が、世の中の現実を目の当たりにしつつそれを乗り越えて更正し成長するまで"みたいな話になる、んじゃないかな〜??? と今のとこは思ってたりするんですが、実際にどうなるかは書いてみなければ分からない。

ともあれ、作中でも書いてた通り、そのうちクロフォード家を訪れてウィリアムじーちゃんと会ったり、ファーンとの関係もどーなっていくかとかね、私としては先行きいろいろ楽しみでもあるわけです。

外見的にはそんなにびっくりするほどの美形というわけじゃないけど繊細な感じの顔立ちで、黙ってるとわりとクールに見える。でも、笑うとけっこう愛嬌があって人好きのするタイプかな。本篇書いてた時は入れ忘れて後から付け足したんですが、ちょっとハスキーな声を持ってて、性格は本来一本気でまっすぐなヤツ。ウィルがあれほど気に入ってるのも、相手が家柄がいいとか金持ちだとかの理由で媚びるってことがなく、さっぱりしてて気持ちのいい性質だからでしょうね。もちろん、基本的にアタマもいいし。

家族構成は出てったお母さんの他にお父さん、叔父さんがいて、祖父母は母方のだけ健在。このお父さんというのは科学者で、まだ私もはっきり設定してるわけではないんですけど、この時代だとものすごく儲かる大発明というとやはり代替エネルギー関係じゃないかと思うので、太陽エネルギーを利用した小型の発電システムとかね。それを乗り物に応用する技術とか開発して財を築いたというようなことじゃないかと。ただ、このお父さんってのは純粋に研究者で商売とか全然できるタイプじゃないので、ビジネスは叔父さんがやってる。弟を社長ってことにして会社作って、自分は副社長として経営してるんだな。

この叔父さんというのは頭のいい弟のことを小さい頃から可愛がってて、両親早くに亡くしていたから自分が働いて弟を大学にまでやった。その弟が大発明をしたってことですごく喜んで一緒に会社作ろうってことになったわけで、だから兄弟仲はすごくいい。自分に子供がいないから将来はランドルフに会社を継がせて〜みたいなユメも持ってて、商売うまいけど基本的に誠実で"いいヒト"のようですね。

一方、昔の恋人とヨリを戻して出てっちゃったお母さんの方ですが、こちらは経済的に少し苦しい状態にあった伯爵家のお嬢さんで、だからと言ってお金目当てでランディのお父さんと結婚したわけじゃない。彼の純粋でまじめ、ちょっと子供みたいな無邪気なところが気に入って、まあお金持ちだしってのも少しはあったかもしれないけど、その頃は恋人とも一旦別れていたからそれなり納得して結婚してる。ランディのお父さんの方がすっごく夢中になってくれたってのもあったし、丸くおさまって双方悪くない婚姻ではあったんだ。しかし、育った環境がそれだけ違うし、社交にまるっきり向かず、研究室に閉じこもってるのが一番幸せという夫と、華やかな社交を好むお嬢さんタイプの妻の間にありがちなスレ違いというか、それが蓄積してって結局...、ということだったんでしょう。

お母さんの方はこういうことになってランディを一番傷つけてしまったと思ってるから会わせる顔がない状態だし、お父さんの方はモト妻を責めるよりは自分にも至らないところがあったと思うような性質で、しかも実際的なことにはどう対処していいか分からないってゆー浮世離れしたところがあるから、どちらも息子がグレたのを更正させるどころの騒ぎではない。それで唯一、ランディにうるさく説教してるのは叔父さんだけなんだけど、本人アレで聞く耳持たないわけね。

ランディにはオジさんの希望ばかりではなく、お母さんは一人娘で他に跡継ぎがいないから母方の爵位もかかってきてて、小さい頃から家族の期待の的だった。それで子供の頃は、その期待に真面目に応えようとして優等生してたんだろうな。しかし、お母さんが出てった当初はまだコドモだったから、彼女が自分を置いて出てったこと ― 母にしてみると自分のワガママで出て行くのに、夫も可愛がってる息子を連れて出るに忍びなかった ― がショックで、グレてやる〜だったんだけど、本編でも書いたようにそのうちそれが面白くなってしまってそのまま現在に至ル。ただ、"グレる"とは言っても元々がお坊ちゃんだし、犯罪に加担するような方向にゆくほどバカではないから、まあせいぜい素行不良程度ですけどね。それでもお上品な上流階級の子供たちからは、立派に"すごい問題児"に見えるんだろうな。

このあと後編で出てくると思いますけどウィリアムじーちゃんに会ったことがキッカケで考えるところもあったらしく、徐々に成績元に戻してって最終的には叔父さんの期待通りビジネスの方にゆくことになるでしょう。性格的にも向いてるようだし、そうなると逆にコドモの頃の様々な経験が人を使う立場に立った時の人間的な余裕にも繋がるだろう。またじーちゃんの方もウィルからいろいろ聞いてて面白そうなヤツだと思ってたこともあって気に入ったりもするみたいで、同じようにビジネスの方に進むウィルやファーンとの関りも続いてゆくことになりますね。ま、そんな感じでこのランドルフくん、これからも本編にたびたび登場する予定です。

★アシュバくん★

     

 

 

     

2010.5.29.

やっとお天気がよくなって来た♪

そろそろ暑くなってきますね。

★こんなのもくる★

↑↑天然モノ

 

ご覧頂いている画像ですが、鳥です。何という鳥なのかは知りません。なんなんでしょうね? キレイな鳥というわけじゃないけど、飼われているんじゃなく自活してるヤツだと思うと、生命力あってなかなかイイと思いませんか?

実はコイツは先日うちのベランダにいきなり出現していまして、写真に撮っといたらネタになりそうと思ってそっと窓ごしにパシャ! 

最初のうちは気づかれないようにそーーーーっと近付いてって撮ってたんですけど、そのうち窓のこっちに何かあると気づいたらしく伸び上がって中を見ようとし始めた。気づいたのに逃げないなと思いつつも更に近寄ってパシャ! それでもなぜか逃げない...。だからこんなに近寄って撮れたんです。ちなみにズームは使っていません。従って、まさに鼻先までレンズが寄ってってたわけね。

で、そのうち写真は沢山撮れたので、もういーやと思った私は一旦窓辺を離れたんですが、すぐ飛んでくだろうと思ったのに、しばらくして見てもどーゆーわけかまだいる。だいたい鳥ってふつー、誰かいると気づいたら途端に逃げませんか? それで、もしかしてどこかケガしてんのかなーっと思ってよく見てみたけど別にどこもなんともないらしい。

それで、ヘンだなあ、不思議だなあ、と思いながら通りかかるたびに見てたわけ。それでも、いつまでも飛んでかないもんだから、今度は窓を少し開けてみたりしたけど、やっぱり逃げない。目の前で窓開けてんのにビクつく様子すら見せないから、ますますおかしなやつ〜とは思いましたが、まあ害はないし、そのままほっといたら、ベランダ上でちょこちょこ場所を変えながら半日ほどそのままいましたね。

うちのベランダって床のコンクリート面が一部経年変化で弱冠黒ずんできてるんですけど、その色がちょうどこの鳥に似たような感じなので、もしかすると保護色になって都合よかったから、しばらく"ご休憩"ってことだったのかも。

以前も書きましたがうちは思いっきり山の中にあるので、街の中以上にいろいろな鳥が周囲を飛んでます。そうすると中にはアホなのもいて、窓が閉まってると知らずに入ろうとしてブチあたったりとかね。そのあたりで既に都会の鳥たちに比べてのんびりしてるというか、ヘンなのがいるなあとは思ってましたが...。半日ご休憩というは初めてでした。居つかれると糞害とかあるから困るんだけど、時ならぬバードウォッチングを楽しめたし、たまにご休憩なら歓迎だな。また来るといいな〜♪

              

2010.5.24.

★前編終了★

Episode2前編、やっとのことで最終回に漕ぎ着けたわけですが、とにかくつくづく長かったですね。連載を開始したのは2008年9月ですから連載期間だけでも約1年9ヵ月、執筆期間は実に2年2ヵ月に及んで65章まで行ってしまいました。65章もかけてデュアンくんがやっとモルガーナ家入りしたとこまでしか進んでないというのもなんなんですが、とりあえずは長い間ご愛読頂きましたことに感謝したいと思います。有難うございました。(合掌)

連載の方はしばらくお休みさせて頂きますが、いつになったら本編に出てくるか分からないエピソードもたまってることですし、その間はまたプロット連載のよーなものをやるつもりです。後編開始の目処はできれば秋ごろ、せめて10〜15章くらいは先行して書いてから始めたいと思ってますので気長におつきあい宜しくお願いします♪

さて、めでたく前編脱稿したことでもあり、今回は本編の代わりに"私のエンタテイメント感"みたいなものをちょっと書いてみたので載せたいと思います。これは以前、KNIGHT RIDERのDVDを紹介した時に、"考えがまとまったら書く"とか言ってたやつで、その後わりとすぐに原形を書いてたんですけど、けっこー長くなったので本編連載中は出すの控えてたんです。まだ"考えまとまってる"とはとても言えない気もしますが、とりあえず連載一段落記念とゆーことで、おヒマでしたらお読み下さいまし。

     

★エンタテイメントにおける文法★

思うに、エンタテイメントの主語とは"カッコいいヒーロー"であり、助動詞とは"キレイなおねーちゃん"であり、その修飾は可能な限りゴージャスでスケールでかくてキラらびやかであるべし。あくまで私見ではありますが、とにかく、この文法を押さえていない作品はまず楽しくないぞと思うわけです。ちなみに、動詞とは"制作者のテーマ"かな。もちろん、それぞれのストーリーによって、主人公の性別が変わったり、助動詞もいろいろ変形するわけですけどね。

例えば、日本のアニメ界、不滅の名作といえばやはり泣く子も喜ぶ"ルパン三世"。ね? あれだって"カッコいいヒーロー(=ルパン)"、"キレイなおねーちゃん(=不二子ちゃん)".....、わはははは、いや、今ね、"ふじこちゃん"を漢字変換しようと思って、一般にある名前じゃないから一発変換無理だろうなと思ってスペース押したら、二番目で出てくるんだもの。いかに、この名前が日本人の間に定着してるかだな。ま、ことほど左様に、名作の美女は印象に残るものってことなんでしょう。それに、特に第二部ですけど、全編に渡ってお話のスケールは大きくて華やかですよね。だから、あの作品が不滅なのはエンタテイメントとしてあるべきこの"絶対黄金律"を少なくとも基本の部分できっちりと押さえているからだってことじゃないでしょうか。

これは"Knight Rider"においても初期版ではもちろん押さえていて、"カッコいいヒーロー(=マイケル&キット)"、"キレイなおねーちゃん(=ボニーやエイプリル)"、そしてナイト財団という強大な背景が、あたう限りの贅沢な展開を可能にしていたと言える。この作品の場合、背景に"One man can make a difference."という当時のアメリカらしいテーマが動詞として働いていることも大きいですね。ちなみにチャーリーズエンジェルとか、バイオニックジェミーとかは女性が主人公だから主語が"カッコよくてキレイなおねーちゃん(たち)"になるけど、あと、日本テレビドラマ界で不滅の名作と言えば"水戸黄門"。あれだって主語が"カッコいいじーさん"なだけで、ちゃんとこの黄金率押さえてるよね。"宇宙戦艦ヤマト"だって、"ガンダム"だって基本のところで当然ハズしてない。突き詰めて言えば、この"エンタテイメントにおける文法"とは、本質的な"非日常性"という言葉に集約できるんではないかと思うな。

で、私の場合、絢爛豪華で時として荒唐無稽という少女漫画の影響もあるし、もともと"非日常的な世界でなきゃ面白くない"という好みの問題もあるわけで、特に先に書いたルパンとか、シドニー・シェルダンや初期のダニエル・スティールとか読んでて"エンタテイメントってコレだよなぁ"とつくづく納得した時ってあったな(シェルダンやスティールはどちらも原版。作家と単なる翻訳家では芸術性に資質的な落差があるから、優れた作家(もしくはその資質を持つ者)が翻訳を手がけた場合を除いて翻訳版は原作より文学的に数段落ちることが多い)。ついでに言えば、以前書いたようにそのエンタテイメントの器に高度な思想性を盛り込むのが私としては理想だったわけで、そっちの部分はオスカー・ワイルドとかリチャード・バックとかで納得したところが大きいですけどね。

ちなみに、日本では一般的には純文学とエンタテイメント小説では純文の方が芸術性があると思われてますけど、それはとんでもない誤解で、以前から何度も書いてると思いますが、"芸術性"というものは表現形態が何であるかで決まるものではないというのが私の持論です。つまり、例えば"油絵は芸術だが漫画はゴラクだ"、"クラシックは芸術だがポップスはゴラクだ"、こーゆー線引きをしてるヒトは世の中掃いて捨てるほどいると思うのね。純文とエンタテイメント小説も然り。しかし、私に言わせれば"芸術性"とは表現者の精神性と直結してるもので、芸術性のない油絵なんていくらでもあるし、クラシックをピアノで弾けば芸術か?っていうと必ずしもそうはならない。当然、分かってるヒトにはイヤというほど分かってると思うけど、純文だから芸術かってゆーと全く違うわけ。

特に純文の場合に始末が悪いのは、客観的に見て芸術性絶無の単なる小市民向けゴラクでしかないものが、たまたまその書かれた時代に芸術の何たるかなんてまるっきり知ったこっちゃない、文化レベルの低い国民にウケたというだけの理由で"文学史"なんてものを形成しちゃってて、それが未だに文化的低レベルの国民に"上等なもんだ"と信じこまれてるという事実だな。純文の中にも極めてまれに芸術性のあるものはあるけど、たいていは"悲しいカンちがい"だと思うぞ。

とにかく、結局は表現者の精神性に芸術性があるかどうかが決め手になるわけで、だから漫画でもポップスでも、その他各種エンタテイメントでも芸術的精神を持った者が創れば芸術になるし、それのないヤツがいくらぶりっコしたって単なるゴラクにしかならんってことなのだな。そう言えば、これはロックもそうだなあ。英国の何が偉大と言って、やっぱりロックをかなり高いレベルで"芸術"にしちゃったとこだと思う。で、日本の何が情けないと言って、明治時代に文学が入って来た時同様、あれだけ芸術性の高い音楽を山盛り聴きながら、大半はその核たる芸術性だけすっぽり抜け落ちたサル真似にしかなってないとこだ。百年経っても一般的な日本人の文化レベルってこれか? と痛感する事実ではあるね。そうすると、その肝心の"芸術性"とはどういうものであるかが問題になるわけですが、それについては横道にそれすぎるのでいずれまた機会があればお話することにいたしましょう。

とゆーことで話を元に戻しますが、"エンタテイメントの文法"とは、あやぼー的にはそのよーなものだと思うわけです。翻って! 私が"なんじゃ、こりゃ?"と呆れた挙句に未だに腹が立って仕方ないのがKnight RiderのDVDに、オマケ的に付いてた2004年バージョン。まず、ヒーローはともかく、決定的なのが"キレイなおねーちゃん"が一人も出て来ない!! 男性諸君! いーんかい、これで???

いや、男の人がコレ言ったら、またアホな女権擁護論者みたいなバーさん連中に袋叩きにされるのが恐いと思うんで女の子の私が言ってあげねばと思うんだけど、グラマラスな美女は女性が見ていても楽しいが、ギスギスしたブス見て楽しいのは、自分に自信のない、従って"女優でもあの程度"と思って安心したい性格ブスだけだよ! ってことなんだな。しかし、恐ろしいことにこの傾向が、私の知る限りアメリカで発症して、いまや既に日本のギョーカイにも蔓延しているとゆー、皆さま、このキョーフの現実に気がついていますか? *脚注参照

遠く日活黄金期に遡れば(言っとくが当然、同年代ではない)、吉永さゆり、浅丘ルリ子、時代が下れば、十朱幸代、秋吉久美子、桃井かおり、名前だけで顔が思い浮かぶ個性的で偉大な美女は掃いて捨てるほどいたものだ。歌手でも、歌謡曲ギライの私でさえ即座に浮かぶモモエちゃんとか、唯一好きな明菜とか、そもそも芸能人ってそーゆーヒトたちだったものなんだ。それが今はなんだ? お金払ってまで見たいよーな、才能豊かな美女なんてごくごくごくごくごくごくごく、が千個つくくらい希少価値になってしまっているじゃないか! それは俳優だって大差ないが、とにかくそんなもん見てみんな本当に楽しいのか?!?!

巨大な疑問を叫んでしまいましたが、とにかくあの2004年バージョン見てると作ったヤツに、あんたカンヌで受けたいのか、一般大衆にウケたいのか、どっちなんよ? とマジで聞いてみたくなるぞ。まあ言えば、中途半端なカン違い社会派と言うか。そう言えば、某監督が最近作った映画をハッピーエンドにしちゃったことで、あれ悲劇にしてたらカンヌで受けたかもとか痛烈なこと言ってましたけど、ことほど左様に今やカンヌだってどれほどのもんだかだけどね。(JALが傾く世の中だからなあ...。今や過去の常識は通用しないのだ)。

と言うのは、"模倣の終わるところに芸術は始まる"と、かつてワイルドは言ったが、私はこれに付け足して"模倣の始まるところに芸術は終わる"とも言えると思うんだな。映画の世界だって昔の巨匠は"誰もやってないことをやってやる!"という気概のある芸術家だったかもしれないけど、いつのまにか"カンヌでウケるには"みたいな型が出来上がってんのよね。姑息にウケそうな型狙うのは自己の内面に創造性がない証拠だよ。でも、芸術って「型」じゃないよな、ココロだよなって、簡単なリクツなんだけどね。"これを言いたいのだっ!!"とゆー、気持ちのこもった社会派なら感動も出来るし、納得もできる。しかし、それがないから"なんだ、こりゃ?"になるんじゃないか? アタマで芸術をやろうと思うな! 芸術はバクハツだ! (きゃはははは)

もちろんエンタテイメントにおける文法"というのも、制作者の気持ちがこもってなければ「ウケそうな型」に成り下がるわけだけど、制作者が「こーゆーのをやりたかったんだ!」みたいなパワーを持って楽しんで作っててくれれば、見る方にもそれが伝わるから面白いんだと思う。それに、そういう気概は次々と新しいアイデアを生むもんだしね。そこに、動詞であるところの"制作者のテーマ"の重要性があるわけだ。

で、80年代に比べて2004年版で気に食わない点は他にもいろいろあって、まずヒーローであるべきマイケルがやたら弱気なとこ。 80年代だったら、在り得ないよ、あんな展開。おまけにマイケルとキットの、あんなに強かった友情が全然描かれてないし(作った方はこれまたカン違いで、そういうのがクールとか思ってたかも知れないが)、おまけに、ああも無意味にデボン殺すか? あれには全く本当に、取り返しのつかないことやってるよと呆れ果てたもんなあ。あれじゃ、後のストーリー続けようがなくて当然じゃん。それに、なんでキットが真っ赤になるよ? 80年代のキットは、自分の"黒いトランザム"というアイデンティティに自らこだわっていたぞ。色塗られたり、パーツ付けられたりするのをめちゃイヤがってたし、それがまた、理知的な"彼の人格"を表現していて楽しかったものなのに。

ま、優れた作品の登場人物(キットはクルマだけど)というものは、そういうふうに初期の段階できっちり印象を残すだけの設定がされているもので、マイケルにしてもキットにしても、"80年代の彼ら"という基本を無視して勝手に変えられちゃ、客は納得せんぞってことよね。例えばルパン(三世)が! 弱気で情ない女性的な性格に成り下がったら、ファンは納得するか? 私は、ぜったい、金輪際しない! 

それに、もうひとつ言いたいのは"笑い"がないのよね。"カッコいいヒーロー"とは言っても、これにはお約束で"三枚目なとこもある"という可愛げが付いてないといけない。80年代のマイケルにはちゃんとそれがあったし、そこが笑えるとこでもあり、また二の線にこだわってないカッコよさでもあったんだ。ルパンだってそうだよね。不二子ちゃんには騙されても騙されても弱いんだから。そこに"微笑ましい人間味"とゆーものがあって安心できるわけよ。

2004年の作品って、カメラワークとか映像はいいだけにストーリーがなあ、というのがよけい残念。これは後のバージョンでも"ストーリーめちゃくちゃで呆れた"とかいう批評も出てたし、まあ要するに現代のアメリカは、"お話作りが壊滅的にヘタ!"なのか?とかも思ったりするんだが、作家が変わってるとしたらそのせいかもしれないなあ...。作家が同じだとしたら、よっぽと絶望的になる何らかの理由があったか、でなければ会社の上のヤツの無理解な要求に泣いてるに違いないと思うね。(←よくある話)

それにつけても誰か作ってくれないかな、現状を打破してエンタテイメントの文法をきっちり押さえためちゃくちゃ楽しい作品を。そして、その根底に納得できる哲学性があったら、現代においてはそれの出来るヤツが本当の"芸術家"かもしれませんね。う〜む...。

*******

※注 : 女優が一般にブスになり下がった理由、これは断じて"美の基準が変わった"というような種類のものではない。その証拠に、今だってアメリカでもヨーロッパでもきらびやかなロリータ・ファッションが受け入れられて流行りつつあるじゃないですか。華やかで非日常的なアニメも漫画も流行ってるじゃないですか。つまり本来、古来から正常な人間の多くは、きらびやかで美しく、華やかなのが好きなものなんだ。しかし、それが90年代以降、決定的に崩れていたのは、"劣等感のカタマリで自分に自信のない性格ブス(男女を問わない)"が、社会の同情をいいことに理不尽なリクツを押し通して来たからだと思う。そういう連中は"キレイなものや華やかなものを見るとムカつく"んでしょうよ。私に言わせれば、それこそ"ビョーキ"だ!!

私が"恐怖の現実"と書いたのは冗談でも何でもなく、みにくいものの方にスリ寄ってゆく"性格ブス"の数が激増したために、より大勢の関心を引いて商売しているエンタテイメントの世界もそれにつれて変わらなければならなかったという、つまりこの"劣等感のカタマリである性格ブスの激増"そのものなわけ。これは、そういうエンタテイメントへの影響ばかりでなく、当然、"優等生や目立つ子を苛める"という行為の蔓延、さらに度を越えた場合は"幼児/児童虐待"(学生の時は回りの適当な生徒を選んで苛めてれば良かったが、社会に出てからは自分の方が下っ端だから苛める対象が得にくい。従って、自分から見て一番弱い立場にある子供を苛めることによって自尊心を支えようとする本能的行動。学生時代に苛める側に回ったことがなくても、逆に苛められる側だったり、自尊心を支える拠りどころを失ったりすると同様の行動に出ることもある)にまで発展している。これらは連中の"理不尽なリクツ"が形を取った一例だと思うが、これはもう"自尊心崩壊恐怖症"とでも名づけて心理学的治療の対象とするべきであるというのが最近の私の持論です。しかし、そんな「病気」が何故蔓延してしまったのか。 これも複雑な背景があるからなぁ。それについてもまた別のところで書くことにしましょう。

original Text : 2010.2.6. / revise 2010.3.12+5.25+5.29

      

2010.5.15.

窓の外では、鳥が楽しげに鳴いている♪

いい季節だなあ...。

★ぱぺぱぺ★

昨年来、未だ衰えることなくウサギ軍の侵略が続いている橘家ですが、困ったことにル・シュクルうさちゃんたちはますます巷で人気上昇中らしく、ニュー・タイプ新製品が続々登場しちゃってます。そのひとつがコレ。一見"ぬい"なんですが、これまでお見せしてきたウサぬいたちとは、どこか違っているでしょう?

そーなんです、バンザイしているんですね、このコたち。"ぬい"としてももちろん飾っておけますが、実はこちらは"パペット"仕様になっているのでした。

うちでは既に"ぱぺちゃん"という愛称がついてて、"ぱぺぱぺ"とか言いながら遊んでますけど、下から手を差し入れることが出来るようになってまして、両手のところに親指と小指、アタマのところに真ん中の三本の指を入れて、パペットとして動かすことができるわけです。ちなみに、もちろん黒うさちゃんバージョンも存在します。

最初、通販で見かけて"欲しー!!!"とかなってるとこへ、いつもの雑貨屋さんに入荷してたからすかさずゲット♪ でも、黒うさちゃんはまだ入荷してないのか、売れちゃったのか分からないけどお店に無かった。もうちょっと待ってみて入らなければ、また通販で注文しちゃうだろうな。

写真では、お口がはっきり写っていなくていまひとつ雰囲気伝えきれてないと思いますが、実物はにっこり笑って見えるのでもう怒涛の可愛さ。置いてあるお部屋に入ってくるとすぐ目に入る真正面に座らせてあるから、私はこのコたちを見るたび笑っちゃって、ついつい一緒にバンザイ! してしまうのよね。これは従来の"ぬい"とは、また違った可愛さです。う〜ん、困るなあ。これでまた別バージョン出されたヒには、更に限りなく増えてしまうぞ...。

このぱぺちゃんの他に最近出た新作注目株というと、これと同じお洋服を着た"ぬい"にスピーカーが仕込んであるというものね。MP3とかの普及で小さいプレイヤーやレコーダーがいろいろ出回ってるから、それに繋ぐぬいぐるみスピーカーって昨今人気みたい。私は例のピンクのうさぎスピーカーを既に2コも買ってしまった後なので、いいなあ、と思いつつ、こちらのウサちゃんスピーカーにはまだちょっと手を出せないでいるのだ。でも、たぶんそのうち我慢できなくなるだろう。単に時間の問題なのは分かってるんだ...。

          

★The ultimate kingdom * supplementary episode 2 -告白- 第66回(前編最終回)★

Prologueへはこちらから/各章へはこちらから

・この話について初めて読まれる方、登場人物等についておさらいしたい方は主要登場人物、用語等解説をご覧下さい。

・また、この話については2005年8月からAyapooで断片的にプロットをご紹介しています。メインストーリーの小説本文はまだ公開していませんが、興味がおありの方は専用のSTORY INDEXをご参照下さい。Ayapooの過去ログ内の記事を順を追って読むことが出来ます。

-65-

内容はAyapoo連載後、独立したページに移動しました。第65章はこちらです。なお、独立バージョン各章へはトップページこちらにリンクがあります。小説のみ続けて読みたい方は、そちらをご利用下さい。

original text : 2010.5.10.〜5.15.

★ランドルフくん★

     

2010.5.4.

いよいよ、ゴールデン・ウィーク。

しかし、それはもう一年の三分の一が

終わっているということなのだ...。

★ビーズショップ★

GW連続更新、第3弾は久々の手芸ネタでシメたいと思います。今回お見せしているのはドールハウスのビーズ・ショップで、画像をクリックして頂くと大きいバージョンで細部までよく見れるようになってます。

これまで、キッチンショップ、ドレスメーカーティ・ショップと3つのドールハウスを完成して来て、これは4つめになるんですが、これまでのうち最後に完成したティ・ショップがAyapooに登場しているのは2006年8月のこと。そうするとこれは、なんと殆ど4年ぶりの新作ということになるわけです。

自分でも気長にやってるなーと思いますが、ここんとこどうも細かいものを作ることに気が向かなくて、実はこれも箱の色塗りを2006年にやって、つまりティ・ショップの後すぐ作り始めたのに結局そこで止まって、アイテムだけは2008年の6月に完成させていながら、今まで延々、延々、気力不足で組み上げまで漕ぎ着けられずに放置されていたんですね。しかし今回、GW三連続更新のネタをどーしよっかなーと考えていて、雑貨→ノベと来たら、やっぱり→手芸だろうと思ったもので、急遽仕上げまで持ってってお目にかけることになりました。ちなみにこのショップ・シリーズのキットは全部で6種類あるので、まだ2種が未完成で残ってます。次のは、いつ出来るんだろうなあ...。

それでは、細かいアイテムについて解説してゆきます。まず、向かって右上の棚に並んでいるのはビーズの入ったびんで、これは比較的厚手のセロファンを長方形に切って筒状に巻き、底にセロテープを貼って筒の円形に合わせて切って、その中にビーズを入れてあるものです。フタはボタンでフタのつまみは木製ビーズ。その横(中央)は完成品のネックレスやイヤリングをディスプレイした大きな額、端の小さい額には台紙にビーズを貼ったものが4枚並んでいます。

びんの並んだ棚の下には木製のテーブルが大小とありまして、大きなテーブルの上にはビーズが8種類盛られた仕切り箱、完成した首飾り、ハットピン3本入ったピン立てがあります。その前には袋入りビーズが2袋。小さいテーブルには袋入りのパーツやビーズが入ったカゴと、こちらにもビーズびんが3本並んでますね。

テーブルの横にはウッドビーズの花瓶に、アートフラワーで花芯などとして使われるペップというパーツを花(というより、ドライフラワー?)に見立てて生けてあり、その横にもカゴがあって、これにはリボンが4巻き入っています。あと、壁にはビーズとボタンで作った照明器具と小さい棚、これにはビーズを乗せた皿とビーズびんが乗ってます。

アイテム自体はそんな感じで特に難しいものもなかったし、最初の頃に比べれば手馴れても来てたから、実際、作るのには1週間ほどしか掛かってないんです。それなのにそのままずーっと出来上がらないでいたってのは、まあおそらく、その頃から例の小説。あれを書くのにものすごく時間を取られるようになったのも大きな原因のひとつでしょうね。ちょうどこのアイテムだけ出来上がった頃、Episode2の最初の方をずいずいずいっと書き進めているところでしたから。でも、それもとりあえずなんとか前編終了には漕ぎ着けつつあるし、このビーズショップ組上げてて楽しかったので、また何か作ろうかな〜という気にはなって来てます。

とゆーことで、三連続更新いかがでしたでしょうか。今年のGWもあと1日です。皆さま、楽しくお過ごし下さいませ。

          

2010.5.2.

★くまゲット!★

GW三連続更新第2弾はノベルティねたです。最近なんかノベルティづいてますが、まずはこのクマ。

実はこれは、一昨年の冬に配布されたもちろんPrettyさんのもので、シリアルナンバー入り数量限定非売品。それだけに、なかなか値打ちものなんですよ♪ でも、これがお店に出て来た時には一日違いで手に入れ損なってくやしい思いをしていました。従って、その後はオークションに出品されるのを待つともなく待ってたんですが、出てきても当初はかなりなお値段になってしまってまるっきり手が出なかったんです。確か5000円前後までなったこともあったんじゃないかな。もともと、そんなに出品もされないしね。

今までが今までなんで今回もどーかなーと思いながら狙ってたんですけど、2000円からという比較的お安いスタートだったので、もちろん早々と入札が入ってしまいました。でも、今回のこれは自動延長なしの設定になってたらしく、例によって終了間際で3000円入札してみたら2600円で通って、そのまま時間ぎれ落札!! 掠め取るのに成功したというわけです。

自動延長がないことには私は最後まで気づいてなかったので、いきなりオークション終了画面が出てきてちょっとびっくりしましたが、自動延長あったらたぶん反撃されてまた3000円以上にはなってたと思うから、かなりラッキーだったかも。

で、送られてきたクマちゃんを見ると、足の裏に90/210と刺繍されているので、どうやらこのコは210コ作られたうちの90番目ということみたい。う〜ん、210コか...。これは製品になる"ぬい"としてはかなり少ない数でしょうね。クマぬいは今年の福袋にもお洋服とセットで入ったりしていて、それもシリアルナンバー入りだったんですけど、お顔がこの最初のとはちょっと違っているようです。だから、正真正銘このバージョンは今のとこ世に210コしかないってことだな。そうすると、やはり貴重品ということでしょうか。ちなみに、あやぼー的にはこちらの顔の方が優しい感じがするので好きです。

とゆーことでとりあえず、もらい逃してくやしかったクマは手に入った。あと欲しいのは、昨年もらえなかったウサギぬい。これもシリアルナンバー入りだったし、とにかく人気で配布始まって1日で全部なくなっちゃったんだそうです。出品されては来るんだけど、開始4500円とかね。とんでもないお値段で出てくるので、まあ、もう少し待ったら今度みたいに比較的お安い出品も増えてくるかなと待っているところです。

さて、ノベルティつながりでついでにもうひとつ。

先日、お皿をお見せしていた例のクッキー柄。今回はそれがシリアル・ボウルになって登場しました。もちろん私はいち早くゲット! お皿とおそろいに出来て嬉しいぞ♪

それで、あのお皿なんですけど、オークションに出品されて来たので、もう一枚手に入れておこうかな〜とか思って入札してみたら、2500円入れても2600円返されたので諦めて譲りました。だから、その競り合った方は2600円で落札してゆかれたことになりますね。しかし、なんと! その後、4000円で出品されていたのを気前よくそのまま落札してゆかれる方もあって、う〜ん、やっぱりすごい人気だなと驚きました。今は、このシリアル・ボウルが出ていて、2100円まで上がってなお競り合い中みたいな感じなので、最終的にどのくらのお値段までゆくかなとウォッチしているところです。

一応、予備にお皿とボウルをもうワン・セット欲しいんですが、まあ、こういうのはやっぱり出た当初が一番みんなゲットしようと燃えるから、後になるに従って徐々にお安くなるものなのよね。昨日はクマちゃんより前に出たクッションをまたひとつ手に入れたんですが、当初は2000〜3000円くらいまで上がってたのに、今回は950円というお値段で落札できたりしたし。さすがに一年半近く経つと、ぐっとお安くなりますね。だから、待ってればそのうち即決ついて出てきたり、クマちゃんみたいに自動延長なしなんて出品もあるかもしれない。気長に待つのも、これまたコレクターの楽しみですもんね♪

          

     

 

    

     

2010.4.30.

★予告・GW三連続更新★

いよいよ今年もゴールデンウィークが始まりましたが、皆さま、どのようにお過ごしでしょうか。昨年はGW三日連続更新というのをやってけっこう楽しかったので、今年は一日置きくらいになりますけど小ネタで三回連続更新してみようかなと思ってます。なので、おヒマな方はどうぞチェックしてみて下さいまし♪

ところで小説なんですけど、前に"あと2章で終わる"とか書いてたのに例によってまた1章増えてしまい、前編最終回は次に持ち越しとなってしまいました。次の章ではきっと! 今度こそ終わる、はず! 

それにしても長い連載でした...、って、まだ後編あるんですけどね。いったい、いつになったらEpisode 2終了、と書けるんだろう。自分でもナゾだ。

      

★最近買った雑貨・その14★

では、GW三連続更新1回目は、久々に最近買った雑貨の話題です。でも、そう言えば、この前にピンクのうさぎスピーカーを紹介した時には、Ayapoo内に"雑貨シリーズ"があったことをすっかり忘れていて別見出しにしてしまってますね。本当はあれが"その14"だったんですけど、今更見出しを変えるのもなんなんで、そのまま押します。ちなみに、あのスピーカー、買ってから1ヵ月ほどしてまたAfternoon Tea に行ったので見てみたら、けっこう数あったのにすっかり売り切れていました。その後しばらくして再入荷はしたようなんですが、もうあんまり数は残ってなかったな。やっぱり、可愛かったもんね♪

さて、今回ご紹介する雑貨はティセットとまな板で、まずはイチゴちゃんのティセット。これは、神戸のClefyというファッションビルに入っている雑貨屋さんで見つけたものなんですが、なかなか良いでしょ? 

フタにはご覧のようにイチゴ型のつまみがついてて、ピンク地にドット&イチゴの絵柄とゆーのがなんともキュート。でも、お値段はティポットとしては比較的お安くて、なんと! 1470円。それなりデザイン性のあるティポットの相場は一般に3000円前後ということを考えると実に買いやすいお値段です。マグは700円ほどだったから、まあそんなもんか? という感じだけど。

うちでは春はいつも朝のお茶に自家製のいちごショートがつくことになってるわけですが、特に春専用でコレ使うと楽しいかな。こういうのは、飾っておくだけでも春らしくっていいですけどね。


そして、もうひとつはまな板。

実は、うちではこれまで木製で小さめのマナ板を使ってたんです。それ買った頃は料理なんか全然しなかったので、場所を取らない小さい方が良かったしね。でも、最近はちょこちょこ料理らしきものをするようになって、そうすると小さいマナ板だと一番困るのがタマネギとかのみじん切り。切ってる間にどんどん横に広がってくから、すぐにハミ出してマナ板から落ちる...。

それで大きめのやつが欲しくて、コレを買ってきてみました。例によってお気に入りのAfternoon Teaのものですけど、この絵柄で確かケトルやミルクパンもあったと思います。なんてことないシンプルなデザインなのに赤というのがオシャレで、買って帰ってキチンに置いてみたら思ってたよりずっと映えました。こうなると同柄シリーズを揃えたくなっちゃうなあ...。そのへん今は足りてるから、買うつもりなかったんだけどなあ...。揃えて置いてあるとぐっと見栄えがいいと思うし、次行ったらやっぱり買っちゃうかも。う〜ん。

ともあれ、"料理する"とは言ってもまだ大したレパートリーはないんですが、おせちは作れるようになったし、今のとこ、グラタン、カルボナーラ、ミートソースは会得した。特に、カルボナーラとミートソースはヨソで食べるより美味しい! ってとこまで行っちゃって最近の定番になっているのだ♪(カルボナーラはパルメザンよりエダムを使った方がウマいと最近知ったのだが、その話はまたいずれ。)

こうまで美味しいと、しかも外で食べるよかコストもかからないとなると、お菓子同様お料理も出来るといいよなーという気分になっているので、これからはレパートリーがけっこう増えてゆくんじゃないかな。先日はイタリア料理本を買って来てしまったし♪

なんでイタリア料理かと言うと、実はこの先、例の小説を書いてゆくとアーノルド親父さんの店がけっこう登場しそうなんだよな。でも、私はフレンチは多少分かるけど、逆に本格的イタリア料理なんてものは全く分からないのだ。それで何かそれらしいメニューを考えなきゃならない時に備えて探していたら、なかなかいい本が見つかった。探してたベシャメルソースの作り方も写真付きで載ってたし、他にも美味しそーなものがいっぱい載ってたから、1800円というお値段にもめげず買って来たのであった。美味しい料理は、まず良い本選びから!

ま、そんなわけで、料理もなかなか面白いなと思い始めている今日このごろなのであります。

         

★The ultimate kingdom * supplementary episode 2 -告白- 第65回★

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・この話について初めて読まれる方、登場人物等についておさらいしたい方は主要登場人物、用語等解説をご覧下さい。

・また、この話については2005年8月からAyapooで断片的にプロットをご紹介しています。メインストーリーの小説本文はまだ公開していませんが、興味がおありの方は専用のSTORY INDEXをご参照下さい。Ayapooの過去ログ内の記事を順を追って読むことが出来ます。

-64-

内容はAyapoo連載後、独立したページに移動しました。第64章はこちらです。なお、独立バージョン各章へはトップページこちらにリンクがあります。小説のみ続けて読みたい方は、そちらをご利用下さい。

original text : 2010.4.21.〜4.29.

★The ultimate kingdom * supplementary episode 2 -告白- 第66回★

      

2010.4.19.-4.20.

サクラの季節も、もう終わり。

今年はこの時期、天候に恵まれなかったよね...。

★春夏のお洋服★

春夏のお洋服コーナーをそろそろ出さないといけない時期なんですが、もう写真は撮ってあるので、あとはテキストを書くのみの状態になってます。そのうちの1点が写真のコーデで、実は先日、これをそのまま着て出かけてしまいました♪ スカートは、黒とはいえ爽やかな大柄チェックだから、この季節にはぴったりな感じでなかなか良かったですよ。GWまでにはアップできると思いますが、これにどんなバッグやクツ&ソックスをコーデしたかは本編でお見せすることにいたしましょう。

で、本当は仕上げに黒うさちゃんの今春バージョンを抱いて出かけたかったけど、出かける時は良くてもあちこち回ってる間に荷物が増えると、ちゃんと抱いててあげられなくて可哀想だと思ったから仕方なくそれは断念しました。しかし、今春の黒うさちゃんはナチュラルカラーのチュニックに黒チェックのレギンス(裾レースつき!)を着ているので、カラーリング的にもこのコーデのアクセサリとしてばっちし!! だったんだけどな。ま、そちらもお洋服のページに乗せるつもりなんで、いましばらくお待ち下さいませ。

さて、先日お見せしたお皿ですが、あの絵柄のお洋服がとうとう予約開始されました。絶対、これは買う! と燃えていた私は(← お菓子系の柄には目がないのだ♪)13日頃から毎日毎日、数時間おきにサイトにチェックを入れ続けていたので、予約始まってせいぜい30分〜1時間の間には注文出来たんです。おかげで、これ! と決めていたタイプは全てゲット♪ ただ、シリーズの靴下が2タイプあったので、後で店頭にも出るかなと思って外したタイプが即日完売しちゃって、それはちょっと悔しいんですけどね。これはオークションか、再販待つかしかないなあ...。最近はPrettyさんでも生産数を増やしてるということなので人気商品でも買える確率はけっこう高くなってるようですけど、それでもどうかすると即日完売出ちゃうものがあるから困るよね。

ともあれ、ここしばらく柄ものを買うのは控えてたのでここぞとばかりに今回は多色買いしてしまいましたが、しかしまあ、狙ってたの買えることになったのは嬉しい♪ 一昨年の秋頃からPrettyさんのオリジナル柄ものシリーズを買い始めたわけですけど、さすがにそれもいろいろ集まってきたので昨今どうしても欲しい! と思うのは半年に1種類くらいになってるしね。実際、今年に入ってからはかなりお洋服散財がおさまってきてるよーな(錯覚か?)感じで、今年は昨年の半分以下ですむんじゃ、ないかなー? という期待は持ってるんです。まあ、一年が終わってみないと、分かりませんが...。

しかし、そんな期待を持ちつつも先日は昨年11月に出た柄もののリバイバル・セットバージョンを2色買いしてしまったしなあ...。Prettyさんでは、ときどき店舗限定でオリジナル柄の特別バージョンを出したりするんですけど、今回のはJSK、トートバッグ、ソックス、ヘアポニーが豪華4点セットで15750円という太っ腹なお値段。しかもこのJSKというのが、どうかすると最初に出たバージョンよかデザインいいんでは? と思えるようなもので、見なきゃ買わないで済んだんだけど、たまたまそれが発売になった翌日に取り置きしてもらってたものを取りに行っちゃったから見てしまった。

発売された時は一生懸命がまんして、なんとか思いとどまった柄だったんですけど、このお値段でリバイバルされちゃなー。しかも、土曜日に発売になって、日曜日の午前中には4色中2色は完売。残ってたのが黒と、発売当初一番人気でご予約完売になったミントのみ。"もうミントは持ってる"というヒトが、お色違いから買ってったのかもしれませんね。もともと数が少ないと思うし、こんなにデザイン良ければそれはサービス品ではなく既に希少種。 それにやっぱりいい柄だよなと思うと、どっちしよーと悩んでも結論が出るわけがなく、結局、じゃ、2色とももらってゆきますとなってしまったのであった。そうすると、これに合うソックスはセットのよりもこっちのが...、とかなって、深みにハマってゆくんだよね、こういうのは。困ったもんだ。

私の場合、始末が悪いのは着る着ないに関らず、既にお洋服&小物がコレクション化してるということで、そもそも自分に似合うかどうかは全くと言っていいくらい気にしない。要するに眺めて、いいなあと思えるものならついつい買っちゃう。だから、色味も"自分の色はコレ!"というものがなくて、それが多色買いに発展してしまうんだ。これだけ自己分析できててもヤメられないから、それってやっぱりビョーキってことなんでしょうね。(しくしくしく...)

          

★JAL本★

巷の書店ではハデにコケたJALをネタに一発当てようと、JAL本が何冊も出回っているようです。ここんとこちょこちょこ株でお小遣い稼ぎしてる話はだいぶ前に書いたと思いますが、一応毎日、日経とダウはリアルタイムでチェック入れてるので、私もJALの話はおのずと知るところとなってました。(うちテレビないからね。ついでに最近はラジオも全然聞かないから浮世の情報源はネットくらいしかないのだ。おかげで平和で文化的な生活が楽しめてるぞ♪)

で、あのJALがなあ...、とけっこう感慨あったもんですから、ご多分にもれず、なんで? という興味はあったのよ。それで、普段はそういうマスコミのバカ騒ぎに便乗したような本なんて絶対買わないんですけど、いっぺん読んでみよーかいという気になって1冊買ってきてみました。それは"ある客室乗務員のJAL実態バクロ本"といった種類のもので、なかなか面白かったです。冷たいようですが、まあ、しょせんヒトんちの火事ですからね、こんなの。笑って読めました。なんでこんなに冷たく言い放つかというと、やっぱりなあ、というか、そーゆー生き方してるから、こーゆーことになるのよと言いたいような内容だったからです。

いろいろな見方があると思うし、ああいう事態では原因は複合的である方が自然だと思うので一概には言えないと思いますが、少なくとも私が読んだ本から得た印象としては、"国鉄型の破滅ケース"と言えるなあと思いました。国鉄がコケてJRになったのなんてもうどーかすると30年近くも前の話じゃないかと思うんで、"国鉄があった時代なんて、私生まれてないよ"とゆー読者の方すらいらっしゃるかもしれません。私もそんなに詳しく知ってるわけではありませんが、あれも赤字路線が放置されたままだったとか、所謂"親方日の丸"の傲慢のもとに組合が無理を通して多くの不心得な職員に好き勝手やらせてきたとか、それこれのツケが最後に清算されざるを得なくなったケースでしたよね。 まさに、JALもその種の実態が少なくとも崩壊の大きな要素として内在していたとはいえるんでしょう。

しかし、はっきり言ってそれって実はJALだけの問題ではないと思う。JALがとうとうコケたのを見て戦々恐々としている同じような会社なんていくらもあると思うし、おんなじよーなことやってて"明日は我が身"なヒトたちだっていっぱいいるでしょうしね。JALだって昔はあれだけ立派な会社だったんだから、こうまでなるには長い間の負の蓄積があったわけで、逆に言えば昔はこんなじゃなかったとも言える。結局それはやはり、昔の"立派なJAL"を支えていた数十年前までの優秀な社員が退職し、次世代に受け継がれてこの始末、ってことなんじゃないのかな。そして"次世代に受け継がれてこの始末"なのは、日本経済全般に、そして政界にも言えることなわけですよ。

以前にも書いたと思うけど、例えば日経平均が80年代の崩壊以降、結局どーやってもこーやっても2万台に戻らないのは共産圏の崩壊とも大きく関連のあることで内部的な要因だけではない。しかし、内部的な要因も少なからずあるということもいーかげん自覚しろよ、ってことよね。

で、呆れたのはさ、英語がらみなんで特に笑ったとゆーか、アホ! と思ったエピソードで、"パイロットが管制塔の指示を聞き間違って危うく大惨事!"なんてことが実際にあったらしいという話ね。大惨事! までならなくても、管制塔の指示を聞き間違ったなんて例はいくらもあるそうです。全世界共通で管制塔って英語でやり取りするじゃないですか。つまり、文藝春秋が「この本に書かれたことは全部事実です」と宣言してるのを信じるとすれば、JALのパイロットの中には、単純な指示を、つまり、離陸を許可するとか、しばらく待てとか、絶対、絶対、絶対、殆ど定形文に等しいレベルの英語を! 聞き間違えるヒトがいるとゆー! これはやっぱり笑っちゃいませんか? (利用客にとっては笑いごとで済まんと思うが...)

いや、これはね、別にそのパイロットご本人だけをターゲットに言ってることじゃなく、こういうパイロットも結局は"日本の英語教育"という"状況の犠牲者"だってことなんだな。そもそも日本の学校教育がしっかりしてれば、義務教育の間にバイリンガルにしてしまうことは可能なんです。アジアにはご存知の通り多いし、日本より遥かにGNPでは劣るとされるブータンでも英語は小学生でも不自由ないって言いますからね。それどころか、三ヶ国語いっちゃうコまでいるとゆー。王さまがしっかりしてりゃ、そのくらいのことはあんな不便な場所にある国でもやっちゃえるってことなのよね。 翻って日本は80年代から有識者に散々"旧態依然"と叩かれながらも未だにあのバカげた学校英語擁護を押し通して、"発音もマトモにできない英語教師"を放置し続けている。

そーゆーことを続けている限り、いずれは"日本株式会社"(高度成長期にはこういう異名があったんだ)丸ごとJALの二の舞踏みますね。JAL崩壊は単なるひとつの縮図でしかないんだから。そして、そうなった時に自分を救うのは、やっぱり"個人の実際的な力"なのは言うまでもないです。資格さえ掠め取れば簡単な英語でも聞き間違えるような語学力でもパイロットにはなれたかもしれない(もしかして、パイロットにも"裏口"があったとか?)。しかしそんなものはどうカッコつけようと単なるメッキでしかないから、こうやっていずれハゲる。 もちろん、本当に優秀なパイロットの方もいらっしゃるわけで、そういう方は結局、窮地でほど必要とされるから困らないでしょうけど、ごっこ遊びはしょせんごっこ遊びなんで甘えた根性で一生見栄張り続けられると思うのが畜生の浅ましさってヤツだな。それはパイロットだけじゃなく、あらゆる職種について言えると思いますけどね。ともかく、こういうことをわれわれ若いもんは教訓として受け取り、個人としての本当の実力をつけられるよう頑張ってゆくしかないですよ♪

ちなみに誤解の無いように言っておきますが、私はこの"JAL本"をおすすめしているわけではありません。ヒマつぶしにはそれなり面白かったというだけの話なので、そこんとこどうぞヨロシク!

             

★The ultimate kingdom * supplementary episode 2 -告白- 第64回★

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・この話について初めて読まれる方、登場人物等についておさらいしたい方は主要登場人物、用語等解説をご覧下さい。

・また、この話については2005年8月からAyapooで断片的にプロットをご紹介しています。メインストーリーの小説本文はまだ公開していませんが、興味がおありの方は専用のSTORY INDEXをご参照下さい。Ayapooの過去ログ内の記事を順を追って読むことが出来ます。

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内容はAyapoo連載後、独立したページに移動しました。第63章はこちらです。なお、独立バージョン各章へはトップページこちらにリンクがあります。小説のみ続けて読みたい方は、そちらをご利用下さい。

original text : 2010.4.13.〜4.18.

★The ultimate kingdom * supplementary episode 2 -告白- 第65回★

     

2010.4.12.

今年もサクラが花盛り。

お花見、もうしましたか?

★ご無沙汰しました★

2週間のご無沙汰となってしまいました。実は今、小説の方が前編最後の追い込みってとこなんですけど、約2年も書き続けてるとさすがに息切れぎみになってまして、かと言って、お座なりな状態で出すのは絶対イヤなんで、1章まとめるのに非常に時間がかかってしまってるんです。あと2章で前編終了するとこまでは漕ぎ着けてるので、とりあえず4月中にはそこまで仕上げるつもりなんですけどね。

クロフォード家の家族構成とかファーンくんの将来、ケンちゃんの弟のこととか、ランドルフくんのこととかいろいろ書きたいプロットもたまってるし、前編終了した後はしばらく本編休憩でプロット書いて、その間に後編を進めて適当なとこで再開しようというのが今後の予定です。ただ問題は、後編も既に見えてるシーンがかなり沢山あるので、前編に匹敵する長さになるだろうなあということで、そうするとまたそこから1年とか2年とか連載するのか? なんか、呆れられそうで恐いですが、しかし、始めた限りは何と思われよーと続けるしかないのだ! 

そんなわけなんで、どうか皆さま、今後ともぼちぼちおつきあい下さると嬉しいです♪(合掌)

    

★またまたノベルティ★

さて、前回に引き続き、ノベルティの話題です。前のキャンペーンの後、Prettyさんがどーゆーわけが1週間しか空いてないのに新手のノベルティ・フェアをやってくれちゃうもんだから、しかも! ご覧の通り今度はオリジナル柄のお皿! これは、欲しい!! 

しかし、前回からあまり間が空いてないので、ご予約とかお取り置きとかしてるものがなくて、仕方がないのでとにかく行き当たりばったりでお店にあるものを何か買おうと出かけて行きました。15750円以上お買い上げでもらえるってことだったから、そのくらいならまあ、欲しいものがないでもなかったしね。

で、発売されるの待ってた靴下が丁度お店に出ていたり、以前から欲しいと思ってた指輪もまだあったり、チェックのスカートで欲しかったのがたまたま残ってたりしたので、いろいろまとめてめでたく規定額を超え、お皿をゲット♪ これは4月のオリジナルWonder Cookie シリーズのお洋服になる柄をお皿にしてあるんですけど、だから描いてあるのは全部アイシングで色を乗せたクッキーです。真ん中にはクッキーで"Angelic Pretty"の文字も並んでる。春っぽい色味だから、エミキュさんの時計と並べて、しばらく飾っておこうかなと思ってます。

          

★春のお散歩★

いよいよあったかくなって来て、サクラもそろそろ盛りから終わりという気候の関西ですが、この季節となればやはり! しゃーるくんと恒例のお花見ドライヴに出かけなくてはなりません。あまり知らないとこへ行くと迷うのが恐いので、こんな時はたいてい神戸方面に走って、垂水あたりでランチというのがここ数年の定番です。

本来は、こういうクルマねたはDrive Diaryで書くべきものなんですけど、あっちのページでは昨年も似たような写真を出してしまっているので、今年撮ったやつとかぶるかなと思って今回はこっちで書くことにしました。

4月のこの時期は、気温が一番オープン走行に適していて、この日も日中15度くらいでしたから、暑くもなく寒くもなく、大変快適。ただ、そんな気温だったので日焼け止めをせずに出かけたら、帰って来てから顔が一部"赤パンダ"状態になってしまい、気がついた時はきゃ〜〜〜♪ 時間にしたら昼間3時間くらい日に当たっていただけなのに、ここまでなるか? とびっくりしました。やはりUV対策はしなければいけませんね。ただ、どうもあの日焼け止めってのは返って肌に悪いような気がして、昨年は全然使わなかったけど大して問題あったような記憶もないんだけどなあ...。

ともあれ、そんな感じでいつものカフェでランチして来たわけですが、今回はポークの香草焼き、野菜添えをいただいてみました。最近こういう肉や魚に野菜を沢山添えたメニューってよくあるんですけど、こういうのは肉は肉、野菜は野菜で別々に食べるんじゃなく、お肉と野菜を適当な大きさに切って一緒に口に入れると一段と美味しくなります。

これって昔、よくフレンチ食べに行ってた時に教えてもらったことで、でも私も忘れてて今回、最初別々に食べて、ん? なんか美味しくない、と思って思い出したんだ。一緒に食べたらやっぱり格段、美味しかったので、知らなかった方は、ぜひ、お試し下さいませ。

で、いつものポルトバザールですから相変わらずの写真なんですが、変わりませんねえ、ここ。まあ、変わらないのがいいんですけど、広々してて特にこの季節、一日ゆっくり海でも見てよか、なんて時には実にいい場所です。ただ、平日は全然すいてるんだけど、最近は土日祝の人出がすごいのか"公共交通機関をご利用下さい"という貼り紙が出てました。ここは広い駐車場があるし、ごく最近パーキングビルも建ってるから、こんな貼り紙はこれまで見かけたことがないように思うのに、これはますます人気のスポットになってるってことでしょうか。

      

何はともあれ、しゃーるくんは17才になり、今年もまたこうして無事に春が迎えられました。当り前のことのようですが、その"いつもの日常"が続けていられるということが大変幸せなことなのかもしれませんね。

     

★The ultimate kingdom * supplementary episode 2 -告白- 第63回★

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内容はAyapoo連載後、独立したページに移動しました。第62章はこちらです。なお、独立バージョン各章へはトップページこちらにリンクがあります。小説のみ続けて読みたい方は、そちらをご利用下さい。

original text : 2010.3.29.〜4.12.

★The ultimate kingdom * supplementary episode 2 -告白- 第64回★

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