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 更新の準備状況とか、その日ちょっと考えたこととか書いてるページです。

ここしばらく毎週更新してるのでたまに覗いてみてね〜。

ちなみにこのページでは、新しい記事から上に載せて行ってます。

 

さーくーらー♪さーくーらー♪

さくーらーは、まだかいな♪(るんるん)

 

 

2006.3.31.

★ヘンでもいいよね★

思うに...。一般的な普通の人間像からははずれたヘンなとこなんて、たいてい誰にだってあると思う。あやぼーの場合、年齢的には立派なオトナのくせしてファビを200匹も飼ってる(私だけじゃないんだぞ。ファビのファンはご存知の通り、そんなひといっぱいいるんだもん。でもみんな表向きはマジメなふつーの社会人だったりするんだ)とか、人間よかクルマの方がはるかに好きで、生き物扱いして顔をみるたびに話しかけてる(これだってクルマ好きならそれほど珍しいことではない)とか、不道徳なストーリーを考えついてはそういうのを書きまくって喜んでる(これはかなり危ないかもしれないが)とか。

まあいろいろありますけど、いいじゃないですか、他人に迷惑かけてるわけじゃなし。自分は普通と思ってても、他人から見ればヘンなとこなんて誰にだってあるんだし、だからつきつめてゆけばヘンなとこがあってふつーなんではないかという気もするのよね。法で定められた社会的義務(税金払うとか、法律守るとか)をちゃんと果たして他人に迷惑かけてない限り、個人のシュミなんて誰にもとやかく言われる筋合いなんぞない。よし、これで理論武装は完璧だ。ヘンでもいいんだ。(強引?)

       

★この春は★

なんか巷ではますますロリなお洋服がハヤって来てるようで、元々のロリ服好きなひとってわりとお行儀の良いお嬢さんが多いようなんですけど(私も含めてだ、異議は全面的に却下する)、流行追いで一過性の瞬間ロリな人たちがあちこちでお行儀悪く目立ったりしてて非難されてるなんてこともあるみたい。うーん、世の中バカは何着たってバカだからなあ...。他のスタイルならともかくロリはやたら目立つんで、可愛いと可愛く目立つけど、醜いと醜さが目立つのよね。あやぼーは努力して可愛くならない女の子なんて殆どいないと思ってますけど、それって内面性の問題で、太ってるとか痩せてるとか関係なく、お行儀やコトバ使いのいい子はたいてい可愛く見えませんか? 逆に行儀とか態度悪いとブスに見えるし。

ロリはやたら目立つと書きましたけど、世の中、抑圧されてるヒトが多くて、諸事情あって着たいのに着れないとか、向上心がなくて自分が内面ブスで不幸なもんだから、キレイなもの見るといきなり牙むいてくるとか(いるんだよ、マジで)、そーゆーこっちに全然非が無いのにメのかたきにされるっていう要素も含めて目立ってるんだってことも、そういう服着るんだったら知ってた方がいいかも。だからともかく絶対に誰が見てもおかしくないように着とかないとね。

で、あやぼー的にはそういう瞬間ロリというか、一過性の流行追いと一緒にされるのはプライドが許さないんで、今年の春は典型的なロリスタイルは避けた方が無難かな、と。一般に映画や漫画の影響で典型的になってるスタイルってあるじゃないですか。ロリとは関係のない人たちがイメージ的に抱いている形というか、ブランド的にはメタモルさんとかBABYさんとかの。メーカーさん自体としては全然いいと思うんですけど、いかんせんあまりにも典型的になっちゃってるんで、流行追いな人たちが着たがるのもそのへん多いものな。コピーなんかも出やすいし。困ったもんだ。

しかしそうするとメアリさんなんかは典型的ロリからはちょっとハズレてて、数も比較的少ないし見るからにお上品だしいいかも。ジェーンはもう既にロリのカテゴリーを超越してるから問題ないか(先日、ピンクのヘリンボーンのコートを着て、リッツカールトンにお茶しに行ったら、ドア・マンに受けてたし)。ヴィクトリアン・メイデンもいいよね。これからの季節、一回くらいメタモルさんのセーラーは着たいけどなあ...。

ま、何事も流行ると有象無象が押しかけてきて、はた迷惑な部分も出て来るかと思いますが、可愛い女の子が増えるのは良いことだと思います。皆さま、ああいうお洋服を着られるんでしたら、精進努力して是非とも美しく着て下さいませね(自分にも言えることだが...)。

ところでさっき、「向上心がなくて自分が内面ブスで不幸なもんだから、キレイなもの見るといきなり牙むいてくる」のがいるって書きましたけど、これは男女問わずですね。初対面でそういう出方されたことすらありますから、こっちが何かするとかしないとかそのヒマすらないのに。もう私なんかね、特に美人ってわけでもないし、羨ましがられるとこなんか自分じゃそんなないと思ってんのに、なのになのに、なっぜっか、コドモの頃から嫉まれやすいんだ。これはホント、なんでなんだーと不思議でたまりませんが、「あなたには悪いことなんか起こらないでしょう」とかもよく言われんだよな。どうもそう見えるから、必然的に嫉まれちゃうんだろうけど、基本的に私って苦労を苦労と思わないヒトだからかな。しんどいなー、と思うことあっても楽しんじゃうというか、いつでも楽しそうにしか見えないからかもしれない...。でも死にかかるような病気とかもしてるし、私に限らず恵まれてるように見える人でも、たいてい人知れず苦労したり努力したりしてるもんなんだと思うけど、嫉みやすいヒトってのはバカだからそのへんが分かんないのかな。まあ、コドモの頃からそんなのにメのかたきにされてると、慣れるっつーか、そんなのいちいち気にしてらんねーやってなって、そういうのに遠慮しなくなって久しいですけどね。

実際、そういうのってそういう人たち個人の問題であって、自分で努力して嫉まずに済むようになる以外ないんだけどね。だから基本的にこっちも遠慮してやる必要ないって思うけど。まあ、そういう人たちって結局その性質のせいで、ロクな生涯送れないんだろうなあ...。やっぱり向上心がないってダメね。良かった、そこまでバカに生まれつかなくて。

      

2006.3.24.

★やっと快晴★

ちょっと前、「今年は暖かくなるのが早いね」とか書いたと思ったら、その直後からどーんと気温が下がり、なんでこんなに寒いのという毎日が続いてましたが、とうとうやっとのことで本当に暖かくなって来そうです。今日はこちら快晴でとても気持ちのいい一日でした。

太陽電池で動いているあやぼーは、寒い時、そして雨の日とかどんよりした日ってのは殆ど動けないんですが(モーターが止まる)、今日みたいな日はその反動でか身の回りのことをあれこれしたくなり、長いこと掃除してなかったとこ掃除したりとか、カロちゃんのお世話とか、お昼は細々やってたりしました。そんなこんなで遠出はしそびれましたが、これからの季節、こういう日は早起きして、しっかりクルマたちに散歩させてやりませんといけませんね。

さて皆さま、やっと春がやって参りました。今年は、どこにサクラを見に行かれますか?

       

2006.3.15.

★美青年の高雅な楽しみ★

この話を始めから読みたい方は、専用のSTORY INDEXをご参照下さい。

自分の小説の話なんか始めるんじゃなかった。ヘンなひとなのがバレてしまうじゃないか...。でももう今更遅いな。いいや、続けよ。どうせ元々、ヘンと思われてるんだから。

さて昨日、クルマを運転しながら考えてたんですけど(危ないかも)...。ってゆーか、昨今歩いてても走ってても、まーちゃんくらいのトシの男のコを見かけると、可愛いコいないかなっ、とついつい物色してしまう自分が怖い。でも、考えてみるとディの「可愛い男のコをひっかけて、自分の好みに育てる」とゆー、それってけっこういいシュミかもな、と。ここで大切なポイントは、ディが絶世の美青年であるという点で、ナミ以下の男がやっても、それはちっとも美しくない。女性だったら論外。

いちおー、ディはコドモの頃、ダニエルさんに酷いメに合わされてるんで(他にも、自分は全然そんなシュミないのに、始終言い寄られてうんざりしていたらしい。)だから、まーに出会うまで遊んではいたけど、相手は全部女性だった。だから元々そんなヘンなシュミがあったわけではないんだが、まーがあんまり可愛いので苛めるのがよっぽど楽しかったんだな。で、それに味をしめたってゆーか、散々まーで遊んだ挙句とはいえ、一応アレクにあげちゃって退屈してるところにアリが現われたもんだから...。

始めは思い切りイヤがってたアリシアなんですが、なにしろまーはアレクと分かれる気配すらないし、そもそもアリ自身がアレクのことは気に入ってるので自分のせいでまーとアレクの関係が壊れるなんてのもちょっとイヤ。アリはまだアレクがまーの恋人だと知らない頃、ちょっと彼と話したことがあって、なにしろアレクの性格がああなんで優しい人だなあ、ステキなひとだなあ、と感動していたらしい。そこへもってきて、まーとアリのことを許してくれたというか、自分がまーの側にいるのを容認してくれているというところに感謝まで見出しているらしく、まーを一人占めしたくないとは言わないまでも、だからと言ってアレクがいなければいいのにとは思えない。そのへんけっこう複雑。...作者の好みで付け加えるなら、美しい少年などというものは、このくらい凡人には不可解な感情の動き方をするような繊細さがなくてはならないものなのだ。

アレクの方も、ディとまーを共有するなんてのはとんでもないけど、アリちゃんはまだコドモなぶん、それにマジで嫉妬するのも大人げないよなあ、みたいな、しかもアリがまーになつくのも考えてみれば不思議じゃないんで、そのうちま、こんなもんか、くらいの気持ちで現状に慣れてくる。なにより、まーが相変わらず絶対別れられないくらい自分を好きらしいというのは満足できる点らしいんだな。しかしこのへん...。たぶん長年に渡ってディと親友としてつきあい続けてしまった結果、さすがのアレクも知らず知らずのうちに常識を失わされているというのが客観的な見方で、ディはけっこうそれを喜んでいたりするかもしれない。

そういう複雑な関係が続いてるとこへ、それまでもアリにちょこちょこちょっかい出されてるんで、ディがこーゆーことに関してどれほど危険人物かということを知りつくしてるまーは自分のいない時に絶対ディと会うなってアリにきつく言ってあった。でもディはまーのいない時をみはからってちょっと淋しい思いをしてるだろうアリに電話かけてきたりとか、バークレイ博士やまーとも仲のいい侯爵夫人(レイ・ロクスター)を抱き込んで、自分がいるとは言わせないでまーの留守中にアリを別荘に招待させたりとかの強引なアプローチをやめない。あんまりしつこいんでしばらくはアリもまーの言うことを聞いてディを遠ざけてたんですけど、そのうち決定的な事件が...。

続きを読みたければ、このページをチェックしていればそのうち読めるでしょう、ということで(きゃはは♪)。しかしそれにしても、こんなに続けるならもう連載小説とかにして原文を読めるページを作ってしまおうかという気もするが。どうせまだまだ試作品段階の、しかも本編からしたら単なるグランド・プロローグの切れ端だけど、こーゆー話が好きなヒトのヒマつぶしくらいにはなるだろうし、そのへんも考えてみよう。

ところでさっきもちょっとアレクが常識を失いつつあるとか書いてましたが、いや、まーとつきあってるということ自体が既にすっかり常識に見放されてるとも言えるが、それだってもう当然親にバレてるし、アルフレッド・ロウエル(アレクのとーちゃん)は始めそんな世間のウワサを聞いてもまさかホントだとは思わず、以前からバークレイ博士の秘蔵っ子で利発なまーのことは自分も気に入ってるんで、そんなことで二人の将来にキズがついちゃいかん、とアレクを呼びつけ、そんなウワサがあるが、二人のつきあい方が誤解を招いてるんじゃないかね、気をつけなさい、みたいな忠告をする。でもアレクは、このヒトのことなんでねえ...、あっさり単なるウワサじゃありませんとまるっきり潔く事実を認めて、好きなもんは好き、こればっかりは譲れませんので、お気に召さないなら勘当して下さい、と切り返す。

そうなるとあわてるのは親の方、というか、とにかく一番の気に入りの末息子のご乱行なわけだから、しかもそうまであっさり認めて切り返されてしまったら怒るに怒れず、ましてや勘当なんてとんでもない。アレクは別にそのへんの親の心理を読んでこういう対応に出たというわけじゃなく(ディならそれくらいするでしょーが)、全く自分は悪いことしてると思ってないし、ただ家名にキズをつけるとかの不名誉に繋がるのはイヤなので、それなら家を離れるしかないじゃないかと結論してる。そこまで潔く出られたらとーちゃんも仕方がないので、いやまあちょっと待て、と言いつつも一応不問に附すと認めるしかない。それにバークレイ博士とアレクのとーちゃんは親しいので、こんなことになってるようだがきみは知ってるのか、と援軍を求めて博士に問いただすと、博士はディ以来、まーのことに関しては慣れたというか諦めてるというか(実はバークレイ博士までもディのせいで常識を狂わされつつある。既にこれはディの陰謀かもしれない)、そのへんは容認してるので、しかも今のまーにアレクが必要なことも分かってるので、しばらくの間だけでもアレクをまーに貸してやって欲しいと頼む。それで、こういう関係はたいてい一時の気の迷いだったりすることでもあるし(残念ながらこの思惑は思いっきりハズれるんですが)、知らん顔してればそのうち解消するかもってことで、とーちゃんも見てみないふりってことになってる。

そのへん考えてみると、アレクの不幸(?)はディに気に入られてるってことかもしれない。ディはとにかくお気に入りの人間を気持ち的に手放すのがイヤなヒトで(それ以外は視野にも入ってないが)、別にアレクに恋愛感情持ってるとか全然そういうのじゃないけど、コレクションの一部として彼の目録に登録されている。なのにもしアレクがヘンな女と結婚でもしてごらんなさい。やはり結婚して家庭なんか持たれたら、どうしてもこれまでよりいくらか疎遠にならざるをえないし、そんなどこの馬のホネとも分かんない女に取られるなんてとんでもないことで、だから気持ち的に自分に繋いでおきたい。で、まーとアレクがお互い惹かれあってるのをいいことにして、この関係を成立させておけばアレクが自分の手元から離れることはあるまい、と、ディが思わなかったという保証はどこにもない。確かにディはまーと別れはしましたが、それは恋人として別れたというだけのことで、ディも、それにまー自身も自分たちの関係が切れたとは全然思ってない。まーにしてみると、現在の自分はディが創ったと言ってもいいくらいなので、作品と作者みたいな繋がりを感じてて、だから「アレクをキズつけたくないからディとは別れる」と彼に宣言した時も、「だけど、おれとディは切れないよね?」とか言ってるしな。作品がどこにあっても、それが作者の手になるものであることは永遠不変だってのと同じですね。まーにしても、大好きなディと、たとえアレクのためとはいえ別れるってのは、かなり辛い決定だったみたいです。

アレクとつきあい始めた当初は彼が心配するので「アレクがいいって言わない限り」ディと会うこともしなかったまーなんですが、そのうちふたりの関係が安定してくるとディに言われたこともあってアレクは二人が友人としてなら会うくらいは許すと言ってる。さすがにディも、これでまたまーに手なんか出したら、今度こそアレクは絶対に許さないだろうという限界はよくよく知ってるので、それから後はちゃんと線は引いてますけどね。だからこそ今度はアリちゃんで遊ぼうってことになっちゃうのかもしれないが...。

そうやって自分の気に入りを回りに置いて眺めて楽しんでるディですけど、それじゃこのおにーさんは、ホントはいったい誰を一番好きなんでしょうか? 誰なんだろうなあ...(もちろん私は知ってるが)。ま、ともかくそのへん、ディのような超がつく美形にだけ許される、雅な楽しみなのかもしれませんねえ...(深いためいき)。

★ディの悪どいやり口★

      

2006.3.16.

★久々の更新★

Magazine Workshop を約4ヶ月ぶりに更新しました。お菓子とファッションの新作ページが出ています。でも以前からComing Soon!! とか言ってたミュシャとザッハのページはまだ出来てません。許して下さい。ザッハはまだ味が気に入らないので、もうひと工夫したいのと、ミュシャはデータは出来てんですけど、紹介文が書けなくてねえ...。やっと冬眠から抜け出しつつあるので、遠からずリリース出来ると思いますが、そちらはいましばらくお待ち下さいませ。

      

2006.3.12.

★おひなさま★

前回の更新で、ウサギの「のあ」くんをフューチャーしたタペストリシリーズに着手したと書いてましたが、3月はおひなさまをテーマに、写真のような感じの図柄となっていました。いやー、これもねえ、大変だったんですわ、ここまでするの。

ウサギさんやリンゴはもちろんアップリケ。でもそれはかなり慣れてきたので根気さえあればさほど難しいものではありません。でもところどころに付いてる5弁の梅の花、これがなかなか形をうまく整えることが出来ず、何回もやり直したけど未だに納得がいかない。あんまりやり直し過ぎると生地がボロボロになっちゃうので、このへんで妥協しましたが、そこまで比較的順調に作れてただけに、きーっっっっ、ってなりかかりましたね、コレは。まさかこんなとこでつまづくとは予想してませんでした。でもまあ、なんとかそれなりに形を整えて、無理矢理完成ってコトにしたのです。ま、ウサギさんは可愛く出来てるので、こんなもんでしょう。

この後、この「のあ」くんこと、のーくんが活躍するタペストリが12ヶ月続くので、毎月季節のテーマを追ってお見せできるよう頑張って作りたいと思います。でも実はコレ、ホントは昨年作るはずだったもので、一年間毎月キットが届くままになってて、やっと今年になって作り始めたんですね。だから12ヶ月分の材料は既に届いていて、山積みになってます。そんな状態なのにっっっ。のーくんのあまりの可愛さにこのシリーズが大好評だったらしく、今年になって今度は「立体のーくん」がウォールポケットにくっついているとゆー、これまためちゃカワなキットが売り出されました。もともとカタログでこのタペのシリーズを見た時、一緒にウサギのぬいぐるみが写ってた。それがもー、めちゃくちゃ可愛かったので、平面のタペじゃなくて立体になったらいいのにー、と思ったのは私だけじゃなかったんだな。で、タペもまだ完成していないのに、これは買わなくちゃと既にこのウォール・ポケットのシリーズも注文してしまった...。これも12ヶ月続くんだよなあ。ああ大変。

ちなみにこのキットは加藤厚子先生のデザインで、ベルメゾンのマンスリー・クラブで買うことができます。あやぼーが持ってるカタログは3月しめきりで、そろそろ注文受付終了になってしまうんですけど、こういうのは次のカタログでもたいていリバイバルするので、待ってれば買えると思いますよ。

さて、そんなこんなで今年はおひなさまのキットを2つも完成させたので、ウチでもちょこっとひなまつりをしてみました。ヨコの写真に写っているのは、先日ご紹介したフレーム飾りのおひなさまと、一昨年に作ったミニひなのカップルです。マンスリー・クラブのキットは歳時記になってるシリーズものが多いので、作りまくってるとこうやって、同じテーマのものがたまってきたりしますね。これも苦労して作ったよなー、と思い出にひたりつつ眺めるのも楽しいものです。季節ごとにこういうものを作っていると、けっこう気候に敏感になるのも良いですね。

ところで、ここ数年手芸作品100キット制作をめざしてコツコツ頑張って来たんですが、こないだ数えてみたらトールとかパッチワーク、ドールハウスなど、比較的時間のかかるものばかりだけでも完成が90キットを越えていた!! 今年は手元にあるキットをできるだけ作り上げてしまうつもりなので、確実に今年で100キットは越えますね。これだけやれば基本はみっちり修行できてると思うので、いよいよ来年からはオリジナル作品を制作するぞ!! いろいろアイデアもたまってるんで、いずれお見せ出来る日が来ると良いなと思ってます。

      

2006.3.11.

★6年か...★

昨年分のAyapooを過去ログに送ったところで、ふと気づくとこのページ右上の「過去ログ」リンクが4段コンプになっている。これより前に季節ごとの近況報告を2年くらい続けていたので、あやぼーがネット・デヴューを果たしてから、既に6年ということになる。6年か...。

6年もの間、よくもうだうだ、うだうだヨタ話を書きつづけたものだと自分でも感心するが、いまだにヤメる気配もないところを見ると、たぶんそのうち「10周年」なんて時が来てしまうのかもしれない。いや、確実に来るのだ、それもそう遠からず。まず、SPサイトの10周年が来て、それから一年でMagazine Workshop とかファビとかロードスターのページが10周年を迎えることになるわけで、さすがに私もそれだけやれば本望というか、狂喜乱舞しているだろうし、だからその一年間は何かアニバーサリー的なことをしても良いのではないかと今から考えてしまったりしている。う〜ん。

ま、こんなローカルなページなのにいちおーお客さんもそこそこ来て下さっているし、あやぼーとしてはもうそれで十分というか、ごキトクな読者の皆さまに感謝しつつ、10周年めざして頑張ってゆきたいと思います。これからもなにとぞよしなに。それにしてもいったいその頃、このサイトはどんなふうになっているのか。自分でも見当がつかないぞ。

      

★信じらんな〜い♪★

オークションをやっていると、ときどき世の中には信じられないくらい気前の良い方がいらっしゃるものだなあ、とつくづく感心してしまったりすることがあるんですが、先日、私は昨年12月頃の装苑に載ったジェーン・マープルのお洋服を、そのコーデで丸ごと落札することが出来たのでした。ああ、こんなことがあっていいものなのか。なんたってお値段は定価の4割引。こんな、店頭では雑誌が出てすぐたいがい完売してるよーなセットが!! まずセールにはかかってないだろーと思われるセットが!! まるごと4割引で手に入るなんて〜っっっっ。(感涙)

実はこの出品者さまとは今回で4度めのお取引になるんですが、つい先日も冬物のスカートを格安でお譲り頂いたばかりでした。もちろん前回のも今回のもまごうことなき新品です。大事に管理してらっしゃるらしく、まるっきりお店から、それも予約で店頭にも出ずに入手して来たって感じの状態で来ます。しかも、そんなにお安くして頂いているのに、また対応が丁寧な方で、あやぼーなどはいつも恐縮しまくりです。ツウなジェーンさんファンらしく、私が落札した他にも秋冬と人気だったアイテムをずいぶん出品してらっしゃいました。

まあ、確かにジェーンさんの服あたり、海外ブランドもの買うよかはるかにお安いので、ある程度の収入のある方なら、いいわね〜とか思ったものを何でもいちおー買っとこうか、ってコトになるのかもしれません。で、シーズン終わるともう次があるから売っちゃおってなるんだね。でも昨今の海外ブランドには、お値段に見合うだけの内容があるものもあまりないし、そもそもあの価格設定って、1ドル360円時代のまんまゴリ押ししてるから、ああなってるだけなのよね(あの時代ってば、フェラリだって8千万よ。今なら新車3千万でおつりが来る)。よっぽどいいものならともかく、そのへんでいくらでも売ってそーなのに何十万も出すくらいなら、思いっきりジェーン買ってる方がお値打ちだよね。

今回落札したお洋服は、アイボリーのネットチュールスカートと赤チェックのジャケットを合わせてあったコーデで、装苑を見て私も買おうかなと思ったものだったのでめちゃウレシイ。もちろん下に着てたビスチェとアニバーサリーのネックレスもぜーんぶセット。うふふふふ♪ あー、笑いが止まらないっっっ。出品者さま、ありがとうございました♪

       

2006.3.10.

★春を先取り★

車検も無事通過し、春のオープン走行を待つばかりとなっていたしゃーるさんですが、先日ちょこっと春先取りのドライヴに出かけてみました。と言ってもまだオープンにはしてなかったんですけど、走ってると気温は15度前後だったようで、オープンでもいける気候にはなってきているようです。久々にポルトバザールまで行ったので、お外でランチしてたら暑いくらいでした。今年は暖かくなるのが早いね。

5月になるともうクルマ乗ってるとかなり暑いし、ゴールデン・ウィークは混むし、そうなると春先取りのオープン走行は3月、4月がチャンス。今だと月初から月半ばまではわりと道もすいてるし、気持ちよく飛ばせます。ま、毎年春だ、秋だでオープンして走ってるわけですが、しゃーるさんも今年で13歳。13年来の親友でなければ語り合えない、春の楽しみってものがありますね。いつまでも元気で走ってもらわなければなりません。そのへんのお話は、また詳しくDrive Diary でいたしましょう。

      

★その後の手芸作品★

おひなさまフレームのあとも、ぼちぼち手芸作品が完成しつつあるんですが、写真の2点は前から作ってたシリーズのそれぞれ最後の1点になりました。これでまたシリーズふたつをコンプしたぞ!!

ピンクのタペストリは大きなハートのアップリケにリボン刺繍がほどこしてあります。このリボン刺繍っていろいろ応用できそうなんですけど、なかなか形がうまく仕上がりません。元々刺繍ってわりと苦手なんですね、私。ストレート・ステッチ、バック・ステッチはまあいいとして、サテン・ステッチは最近になってやっと習得しつつあるって感じだし。そこへ持ってきて刺繍糸じゃなく幅数ミリのリボンで刺繍するって、これまた形を整えるのが難しいんだ。もっと修行をつまなくては...。

ポーチはまあいつものやつって感じですけど、今回はチャック付けがわりと苦労せずに出来たので、そのへん少し進歩したかな。このあとは、だいふ前にココでもキットをご紹介してた、ものすごくカワイイうさぎの「のあ」くんをフューチャーした12ヶ月シリーズのタペストリに着手しました。でもこれ見本見た時からぜったい時間かかると思ったものでしたけど、パッチワークだけならともかく、それに複雑なアップリケが付くとなるともう...。ともかくそのアップリケのパーツが20くらいあるんですけど、ひとつひとつ形が違うのを型紙切って、形を作ってってとこから入りますから、テマかかるのなんの。でも初めてアップリケをやった頃に比べればはるかにうまく作れているので、ま、そのへんもやってりゃ慣れるというか、なにごとも積み重ね、積み重ね。12ヶ月分全部作り上げるころには、かなりプロになっているだろうと夢見つつ、今日も頑張るあやぼーなのであった。先は長いなあ...。

      

★黒髪の天使★

この話を始めから読みたい方は、専用のSTORY INDEXをご参照下さい。

自分であんまり何も考えずに書いていて、後からなるほどなあ、と気がつくことがよくあるのが私の小説なんですが、そういえばマーティは黒髪なのにディは天使のモデルにしたんだなと、最近気づいたりしました。だって天使ってゆーとやっぱり西洋のものなんで、たいがいブロンドとか明るい色の髪だったりしませんか? まーは自分の生まれた国ではどちらかというと珍しい東洋系の容姿を持ってて、それでわりと金色の髪とか蒼い目にコンプックスがあるらしく、ディから始まってつきあってるのはアレクにしてもアリにしてもそう。元々、自分がバークレイ博士の実の子供じゃないってことがずっと悲しかったくらい博士のことが好きだったので、そのへんから始まってるんでしょうね、このコンプレックスってのは。

でも博士はまーのきれいな黒髪がすごく気に入ってて、子供の頃からずーっと伸ばさせてた。ディにしても、ことのほかまーのこの絹糸みたいな黒髪には惚れこんでたみたいです。自分が持ってないから、憧れるのかなあ、お互いに。

で、ディはもともとよくトルコとかアラビア半島とか、そういうとこが好きでよくそのへんに出かけてくし、そういう題材の絵もよく描いてるんですが、そのへんはバーンスタインが好きな素材だったことの影響らしい。そういう背景があるし、ディ流のひねりというか、ありきたりな宗教画的「天使」にはしたくなかったんだろうな。ひねくれてるからな。

そもそもキリスト教的な問題というのは、単に西洋にだけ存在してるもんじゃなく、全世界的なもんなんで、たぶん本当はバチカンが考えてる以上にグローバルな思想なんだろうと私なんかは思ってるんですが、ディの「黒髪の天使」っていうのもそのへんの詩的示唆というか、イメージ的な韜晦というか、それも含んでるんでしょう。どうもこのヒトのは、何も考えずに見てると単にめちゃキレイな絵って雰囲気なんですけど、本人アレなんで、わりと画面のあちこちにシカケがしてあるというか、クラシックな感じがするわりには近代美術の流れをしっかり取り込んでる。だから深読みしようと思うとどこまでもハマりこまされるって感じの絵ですね。うーん、自分にウデがあったら描いてみたいんだけどなあ、そういうの。

★美青年の高雅な楽しみ★

      

2006.2.26.

★お詫び★

先日来、サーバートラブルで閲覧の出来ない日があったりとかして、どーなってるんだと思われた方もあったと思いますが、一度はサーバーの移動、一度は移動先のサーバーがハードディスク破損ということで、まる一日閲覧出来ない日がありました。申し訳ございませんでした。

現在は復旧しておりまして、しばらくは大丈夫だと思いますが、そういうこともたまにはあるもんだと思っていて頂けると有難いです。あやぼーは以前からお約束してます通り、いきなりご挨拶もなくサイト全体を消滅させるとゆーよーな、ご贔屓下さっているお客さまに対して失礼極まりないマネは決していたしません。なので、サイトが消滅したように見える時は、まず絶対サーバートラブルです。最大1日あれば復旧すると思いますので、今後とも宜しくお願い致します。

      

★グリーンさんの新作★

2月の始めからロンドンでライヴなんかやったりして、いよいよニュー・アルバムのリリース近しとゆーグリーンさんですが、その新作発表が4月10日と決定したようです。既にAmazon.co.jpにて予約可能になってますので、詳しくはそちらでどうぞ。ただ、よくあることなんですが、このリリース日付というのは変更になる場合もあるので、それに関してはAmazonでチェックして頂ければと思います。ともあれ、早く聴きたいですね♪

       

★それなりに...★

1月、2月と、昨年や一昨年に比べて、お洋服の購入が減っている♪ 

1月はオークションに出モノが多くて、そこで少し嵩んだかなって感じですけど、お店とか通販では殆ど買ってない。オークションは新品の靴とワンピとスカート、総額10万くらいのお品が、ぜーんぶ、半額かそれに近い金額だったんだも〜ん。こういうのは見逃せないんだも〜ん。ただ、総額でもそのくらいの金額なんでそれだけだったら良かったんですが、競り負けて一旦買い逃した格好になってたジェーンさんのファー付きケープコートが、落札者キャンセルで次点の私に回って来ちゃった。それ負けたからってクツ買ったのに、後から買えることになっちゃったもんだから余分に出費が嵩んだのだ。でも最近では珍しいジェーンさんのウール・ケープコートだったし、お色も持ってないアイボリーだったし、いいんだ、気に入ってるから。で、それ買った後に、お揃いファーの帽子が出て来て、それも新品で半額で...。あああああ...(苦悩)。

そんなこんなで今年もいろいろ理屈をつけて買うの諦めるのに苦労しそうですけど、ともあれこのあと春ものはメイデンで2点と、メアリで1点とジェーンで1点予約してるだけで終わりだし(それだけ買えばじゅーぶんだって)、夏はあんまり着ないからそれほど買わない(はず)だし、今年はなんとか昨年より少ない出費で抑えられる(かもしれない)...。か?

       

2006.2.12.

★その後のまーちゃんたち★

この話を始めから読みたい方は、専用のSTORY INDEXをご参照下さい。

ちょっと前に以前、お話していた自分の小説の世界に浸りこんでるとか書いてましたが、あの話はあれからもどんどん進行していて、ますます不道徳な方向に走りつつあります。アカデミックなはずの本筋からはもー盛大に離れまくりで、いったいどうなるんだろうなあ、これから、と書いてる自分が途方にくれている。でも、そういうのが楽しいのー♪

これは昨年の9月にしてた話の続きなんですが、それをまだ読んでない方はこちらを先にお読みになってから、戻って頂けると宜しいかと思います。ただし、他に何もすることがないほど、おヒマな方だけにして下さい。

さて、まー(マーティア)がアリ(アリシア)ちゃんに恋してしまい、でもアレクとは別れられず、結局そのまま二人の寛大なお許しのもとに二人の恋人を持つことになってしまったという話は前にしました。で、しばらくまーはアリちゃんちに転がりこんで二人で暮らしてんですけど、バークレイ博士はそもそも忙しいヒトなんでそんなに長いこと田舎にひっこんでるわけにもいかない。もともと博士とまーがこんな田舎の研究所に来てたのは仕事のためとゆーよりアリちゃんのことを心配してのことだったので、いちおー、アリがまーになついた今となっては、こんな何もない田舎にいつまでもいなくっていーぞ、ってことになる。博士はともかくまーはやっぱり都会っ子なんで、夜遊びもできない環境は例えアリちゃんがいても淋しい。そんなこんなで二人はアリシアを連れて街の家に戻ることになるんですが...。

博士も田舎にいる時は二人で暮らさせててもそれほど心配じゃなかったんですけど、やっぱり都会に戻って来るとなるとあれこれ不安のタネが出て来るんで、アリシアを引き取るってことで自分ちのコにしちゃう。それでアリは生まれて始めて家族(みたいなもの)を持てることになります。思いやり深い紳士であるバークレイ博士にも、まーにも大事にされてってゆーこの環境は、非常にアリシアにとって好ましかったのか、いや、好ましすぎたのかもしれませんが、かつての意地っぱりなひねくれガキなとこはすっかり影をひそめてしまい、すっごい素直ないい子になっちゃうのよね。で、まーの友人たちからもすぐに気に入られてちやほやされ始める。なにしろまーがアレクにすっかりなついて別れそうもないってのはみんな残念がることしきりだったんで、アリシアのよーなかわいこちゃんが現われちゃうと、おお、これはってことになるのが当然。ともかくヘンな人たちですからね、ディを筆頭としてまーの友人ってのは殆ど。マトモなのはアレクくらいでしょう。もちろんアレクの体面があるのでまーもアリシアが自分のもう一人の恋人だってことは殆ど誰にも言わないですませてるから、みんなフリーだと思ってるし。ただ三人の関係について、さすがにディは言われなくてもとおに気がついてますけどね。

そこでそのディですが、このおにーさんは別れたあともまーのことが可愛くってしかたない。でもこのヒトの「可愛い」っていうのはけっこうハードな愛情というか、「可愛いから苛めたい」ってゆー、困ったとこがあるのは、以前もお話した通り。で、始めはまーの恋人だからってことで、アリシアにちょっかい出したらまーは怒るだろう。だからちょっかい出してやろう、くらいの気持ちでアリちゃんに手を出そうとする。だけどアリシアの方はまーに首っ丈なんで、そんなのとんでもない。そこでディは、思いっきり手ひどくふられちゃいます。ふつーのプレイボーイだったらプライド傷つけられてその後見向きもしなくなるかもしれないところを、ディははっきり言ってそれまでふられたことなんか一回もない。伯爵さまという地位と画家という名声に、美貌まで付いてんですから最強よね。まーでさえ、あれほどディにのめりこんで、苛められても好きで好きで仕方なかったくらいなんですから。それで手ひどく拒絶されたことで返っておや、これはこれは、って面白がるとゆーか、単に素直なよい子ってわけじゃなさそうだぞと気づき、これは案外おいしそーかも、と...、けっこうマジになっちゃう。これはアリシアにとってはひどい災難で、結局まーとの間に無理矢理割り込まれてとんでもないことになってく。

この話をし始めた頃、まーよりアリシアの方がどちらかと言えば悪魔っ子だというようなことを書いてましたが、基本的にまーの側にいると素直なよい子のアリちゃんが、どうして将来的にけっこう悪魔っ子に成長しちゃうのか。なんでかなー、と私も考えてたんですが、どうやらまたディが介入してアリシアの激烈な本質を引き出しちゃうということみたい。なにしろ、バークレイ博士のような紳士に溺愛されて育ったまーと違って(だからこいつは、どこか根本的にお坊ちゃまな甘いところがある)、同じように親のいないコでもアリは誰にも愛してもらえず、孤児という現実と最初から向き合わなくっちゃならなくて、始めからその才能にだけ期待されて冷たい他人の間で育った挙句、やっと一人前に他人の世話にならずにやってけるとこまでなったら、今度はかしこすぎるってことで影口たたかれて、意地悪されて、自分を守るために周囲を徹底的に否定して生きて来たコですから。だから余計、自分を初めて素直に見てくれたまーには頭が上がんないのかもしれないですけどね。しかもアリちゃんに匹敵する頭脳なんて持ってるの、まーくらいなんだから。バークレイ博士でさえ、この二人についてはキャパシティは自分を上回る、計り知れないって言ってるんだな。

で、ともかくアリはそういう育ちなんで、このコの本質の中にはけっこうキツいとこがある。そもそも弱いコだったら生き抜いて来れないようなとこ生き抜いても来てるわけだし。例えば、これはもう二人がもっとずーっとトシ取って、20代過ぎるくらいになってからの話ですけど、どちらもオールマイティな天才児ですから、ゆくゆく国際政治や経済の動向に介入するような立場に立ってくことになる(ホントはそっちの方が本筋なんだけどなあ...。そこまでいつになったら行くんだかなあ...。)。で、やっぱりそういう立場に立つと、そこはもう法の範疇なんかからはすっかり外れた世界ですから、仁義なき戦いってのが繰り広げられてるわけで、テロリストとか独裁者とか、歴史の流れを負の方向、暗い方向に向けかねない要素を排除する決定を下さなければならないような場面も出て来る。そういう時、アリシアはテロリストに対して私兵を差し向けるというような決定を下す時でも、「行って、皆殺しにしてこい」というよーな、命令を平気で言い渡すことが出来る。まーが、分かっててもどうかすると無責任なヒューマニズムに流れちゃいそうなところを、「真に善良な者を守るためには、ゴミは排除する以外にない」という信念(ちなみにこれは作者の信念でもある)で押し切るのがアリシアの本質です。それはやっぱり人間のどーしよーもない本質について、まーよりはるかに現実的に理解しているからでしょうね。単なる天才の傲慢じゃなくて、善良な無辜の民か、それに害をなす者か、どちらも救える場合もあるが、どちらかひとつ選ばなければならない場合もあるという苦い現実を、よくよく知り尽くしてるからこその決断なんですけどね。

後には、こういうアリシアの火のようなところにまーは頼ってるところがある反面、どうかすると行き過ぎになりかねないアリシアの言動に手綱を引けるのは、逆にまーしかいない。だからこの二人は結局二人でワン・セットなんだろうな、と思ったりもするんですが。

ま、それは将来的な話で、13歳くらいのアリは、すっかりまーに骨抜きにされて素直なよい子ちゃんに成り下がってる。ディはそのへんのアリシアの本質を見抜いてしまうと、今のそういう状態がどうにも気に入らない。しかもアリシアって子供の頃の自分とけっこう似てるよなあ、という気がしてよけい執着しちゃうんだね。それにまー、アリ、アレクというこのおもしろそーな関係を、側で傍観してるだけってのは楽しくないよなー、っていうか、それに参加したかったのかもしれません。ディの性格なら、ありうる。と、いうことで、長くなったのでどうやってこのダブル・トライアングルが成立してゆくかとゆー、過程については、またそのうちということにしておきましょう。

★黒髪の天使★

      

2006.2.11.

★久々の手芸ネタ★

恒例の冬眠状態に浸りこんでたら既に2月も半ば、春が早く来ないかなー、と待ち遠しい気分のあやぼーなんですが、久しぶりにこんなのを作ってみました。ご覧の通り、おひなさまのフレーム飾りです。

実はこのキット、覚えておられる方もあるかと思いますが、昨年冬にお正月やヴァレンタインのを作ってたあのフレームのシリーズなんです。昨年はけっこう出かけることが多くてなかなか腰を落ち着けて手芸にハマってられなくて、結局このキットも購入してから一年待ってやっと完成にこぎつけたようなワケなのでした。今年は昨年出来なかったぶんもビシバシ作ろうかなってコトで、このあとも頑張ってあれこれ作ったりしてます。

完成してしまうと、なんてことなく見えてるかもしれませんが、例によってコレも小さいフレームに更に細かなお人形が詰まってるわけですから、ここまでするにはなかなか大変な作業の連続。これまでカントリー・ドールのアンちゃんから始まって、大小さまざまなお人形を5〜6体は作ってますから、かなり慣れたってば慣れたんですけど、やっぱりお人形は気を使いますね。顔が命ですから、今回のように刺繍で顔を描く場合は、どんな顔になるか刺繍し終わるまでドキドキです。ま、なかなか可愛く仕上がったと自分では満足してるんですが...。

ところで今回一番細かいなー、と思ったのは女の子の髪の毛。これは、0.5ミリほどの太さのコード三本でミツアミ(!!) してあるんですねー。6本のコードの真中を頭の中心で縫いとめて、左右に伸びたコードを3本づつ取ってミツアミ、そのミツアミが左右に2本づつハネてるわけです。着物も十二単とまではいきませんが、綿入れした布を3枚重ね合わせてその雰囲気を出してます。これが今年の私のおひなさまなのでした。

ところで先日オークションに、たぶん趣味で作っておられるんだろうなって感じのドールハウスの出品があったんですが、これがもうものすごくキレイ!! すごく凝った作りだったし、キットとかじゃなく、ご自分でデザインされたものみたいで、確か3000円くらいからの出品だったんじゃないかと思いますけど、それが数万円まで競りあがったほどでした。いつかは私もあんなのを作ってみたい...。ま、その前に、たまってるキットを作りまくってウデ上げる方が先ですけどね。手芸と一口で言っても、やってるとなかなか奥が深い世界で、私も2000年くらいにファビの衣裳作りから始めて既に6年目。しかし、まだまだですな。

さて、こちらは昨年ぼちぼち作ってた作品のあれこれです。一昨年に比べて、仕上がった点数が極端に少ないのが残念なんですが、これはこれでなかなかテマヒマかかってたりします。

特に楕円形の WELCOMEプレート、これはもー、涙なしでは語れない苦労の連続でございました。しっかり見本通り出来上がってしまうと、こんなもんかなってなもんですが、なかなかどーして、ここまでするのに数か月はかかってる。まず、ベースが無地じゃなくて、ここからしてサイドローディングというボカシテクニックを使ってあります。この技術は使うの始めてだったので、もー、どんなに気を使ったことか。まあ、そのおかげでこの技術も今ではラクラク使えるようになって表現力が格段増しましたが、これは普通に絵を書く時でもかなり使えそうなテクニックでした。

そうやってベースを書いた上に絵を乗せてあるわけですが、右下にちょこっと見えてる小さなバードハウス、これさえベースを塗った上にサイドローディングで陰影をつけてあるし、左上のハート2個もそうです。回りの波々も一本描くごとに一週間くらい置いて定着させなきゃいけないんで、やたら時間を食う。そして最後にWELCOMEの文字、これがまたカリグラフィーという独特の筆使いテクニックで幅を出した飾り文字なので、なかなかキレイに書けなくて何回も消しては書き、消しては書き。ベースをよく乾かしてあるのである程度は消し書きが可能なんですが、でもそれもあんまりやってるとベースが剥げるとかするし、もー、この状態に落ち着くのにどんなに苦労したことか。でもまあ、これだけ見本通りみごとに仕上がると、それだけのことはあったなと思いますけどね。

あとハート型のは裏に鏡が付いてるので、ミニ手鏡として使えます。コレはわりとカンタンでした。でも四角いトレイの方は柄のチェリーにこれまたサイドローディングが使ってあって、色が上手く出るかどうか仕上がるまで心配だったな。そしてもうひとつはアイテムもので、ミニかごの中にニワトリさんとヒヨコが5羽入っています。これは昨年の春に作ったものなんだけど、まだお見せしてなかったんじゃないかな?

ま、そんなこんなで昨年の制作点数がとても少なかったので、キットはまだまだ残ってるし、今年も頑張ってコツコツ作って行きたいと思います。頑張らなくちゃ。

      

2006.1.25.

★おひさです★

約1ヵ月のご無沙汰となってしまいましたが、皆さま、この寒い中いかがお過ごしでしょうか。

年末年始と体調を崩し、1月中旬には回復してはいたものの、そのまま恒例の冬眠モードに突入して、結局何もできないままうだうだし続けているあやぼーです。もー、ほんっとぉーに、寒いのはイヤ!! いつかきっと、冬はせめて沖縄で過ごせる身分になってやるっっっっ。(本当は、出来れば国王がパタリロでもいいから、常春のマリネラに住みたいのだが...)

と、いうわけで、年始のご挨拶もいたしませんで、失礼いたしました。改めて、本年もどうぞ宜しくお願いします。

ところで、具合いが悪かったのもあるんですが、秋に思い切りお洋服を買いまくってしまった私は、せめて冬物は見送ろうという謙虚な姿勢を貫き、年始からのセールにも殆ど出かけずに済ませたのでした。おかげでここしばらく、お洋服の流入は止まってたんですが、セール後、ぼちぼちオークションに冬物の出品が出て来るようになりました。特にジェーンさん、冬は絶対これが欲しいってほどのもなかったので、殆ど買わずに済ませてたんですが、その中でもこれは欲しかったかなと思ってたケーキ柄のジャンスカと別珍のスカートが半額以下で出品されてた!! こういうのは嬉しいですね、もちろん新品です。そこでギリギリまで待って入札し、めでたくゲットしたのでした。

それぞれけっこうなお値段のお洋服ですから、半額となると相当な金額の差が出ます。これだから、オークションやめられないのよね。セールでもよほど売れ残ってせいぜい50%OFFまでにしかならないし、まず売れ残らないだろうなってタイプの人気商品だったから嬉しくって。それに昨年ジェーンさん某店の冬物セールに出かけてみましたが、もー、すごいヒトでとてもじゃないけどゆっくり選んで見れる状態じゃなかったもん。

でも今年は基本的には「お洋服買わないぞ」モードで過ごそうと思ってます。少なくとも昨年の4分の1くらいには絞りたい。なにしろ昨年、一昨年のお洋服支出合計額は、懺悔モノの総額に登り、いーかげんヤメないと、とんでもないことになるぞって感じですからね。置いとくスペースも、もう限界だし。どうしてこんなに服が好きなんだろうなあ、私は。食べるものとか旅行とかは全然キョーミないのにな。ただ、服の他に、もしとっても私がお金もちだったら、たぶん同じことをやってるだろうなってのがクルマです。ロードスターを色違いで揃えたりとか、そのへんで中古のロードスターを拾ってきたりとか...。さすがにクルマは一台の維持費が莫大なんで、びんぼーなおかげでそんなことまでならずに済んでますが。困ったビョーキですね。ちなみに、昨年発表された三代目ロードスターが、2005年度の日本カー・オブ・ザ・イヤーに選ばれたそうです。おめでとう!! 新年早々、この話も嬉しい!!

ま、ともあれ今年もぼちぼち更新してゆきますので、ぼちぼちおつきあい下さいませ。

        

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