メタモルさんのお洋服、ふたつめは別珍のロング・ドレスになります。こうして胸元から上を見てますと清楚な感じのワンピースで、全然おとなしいじゃないかと思われるかもしれません。素材は重厚な別珍ですし、お色もネイビー。生成りのブラウスを合わせて落ち着いた雰囲気に仕上げています。で、も。

↓の全身像をご覧頂くと分かると思いますが、このお洋服はバックスタイルが決め手。なんと言っても、下のパニエを見せるようにデザインされたバッスル風のスカート部分がなんとも素敵なんです。本来、バッスル・スタイルというのはいわゆる鹿鳴館スタイルで、当時のヨーロッパの流行を反映したものなんですけど、バッスルそのものはスカートの下に付ける金属などのフレームに布を張ったフープを指します。

バッスルは現在のパニエ類と同じ働きをしてスカート部分を脹らませる目的で着用されたわけですが、ご存知のように当時のドレスはこのバッスルとコルセットで締め付けまくりの、大変窮屈なお洋服でした。現在では弾力性のある化学繊維で作ったパニエを使えますので、スカートの形も無理なくふっくらさせることが出来ますけど、当時の女性はオシャレも大変だったんですね。

さて、こちらのお洋服は、そんな時代のノスタルジーを感じさせるクラシックなデザイン。スカート部分だけではなく、胸元には三段のエシェルを連ねてあり、袖にも取り外しのきくリボン・ブローチが付いています。あやぼーくらいの身長(160cm位)のヒトが着ると、殆どかかとのあたりまで裾が届くロング丈というのも素敵です。今回は特にクラシックなムードを出したかったのでブラウスもジャボ付きの少しハイ・カラーなものを合わせてヴォリュームを出しましたが、合わせるプラウスによっても雰囲気が変わるお洋服だと思います。ちなみに、これにはネイビーの他に黒とボルドーもありました。

 

 

こうしてトルソーに着せてると、おとなしい感じで特にお派手というわけでもないと思うんですが、昨今ここまでのロング・ドレスを日常着てる方なんてのもあんまりないんで、実際にコレで表に出るとかなり目立っちゃうかも。こういうお洋服を着るとよく思うんですが、お出かけ前に家の中の鏡で見るとそんなに派手にも思えないのに、一旦外に出るといきなり目立っちゃってる...。コレは周囲が「ぢみ」だからなのか、それともこういうお洋服ばかり毎日見てると感覚がそっちよりになって、もう違和感を感じなくなってしまうのか、たぶん両方なんでしょうけど、こうしてトルソーが着てるのを見るより人間が実際に着て動く方が、ぐっとゴージャスになるのも、こういうお洋服の面白いところです。メタモルさん場合、このドレスにしてもそうなんですが、スカート部分にたっぷり布を使ってあるのでパニエで出すふくらみが生きて、ディテールのこだわりとも合わせて非日常な印象が強まるのかもしれませんね。

 

 

こちらは付属のパニエ。

写真はその下にもう一枚オーガンジーのバニエを入れています。

二枚にするとスカートが更にふっくら広がって楽し〜い♪

 

 

 

後ろは別珍のウエスト・リボンで結びます。

幅広の布なので、結ぶととても大きなリボンになります。

 

 

バッグをどうしようかなと考えてたら、丁度手持ちにピッタリのがありました。コレもメタモルさんのものなんですが、以前オークションで違ったデザインの紺別珍のドレスを落札した時に、出品した方がセット購入してあったとかで、こちらのバッグとヘッド・リボンも一緒に譲って下さったんです。どちらも新品状態でしたが、落札価格がドレスだけのお値段くらいだったので、こちらはオマケで付けてもらった感じですね。オークションをやっていると、たまにこんなラッキーなこともあります。

その時手に入れたドレスも素材としては今回のと全く同じなので、こちらのバッグ&ヘッドリボンも今年のとよく合います。右下の写真が、その時のものなんですけど、実はコレでメタモルさんのロングの別珍を気に入りまして、春先から既に「今年は別珍のロング・ドレスを買う」と決意してたんです。別珍素材は手持ちが少なかったので、この秋冬は他にもかなりこういったタイプのお洋服を増やしました。やはりこの季節、コレはハズせませんよね。

あとクツは、ほどほどなヒールのプレーン・パンプスで、白か黒かは上に着るコートによって決めたいと思います。

 

では、次にそのコートを合わせてみましょう。あやぼーも定番は黒のコートかなと思ってたんですけど、たまたま白を合わせてみるとネイビーとのコントラストがなかなか決まりました。写真では真白なコートに見えますが、どちらも弱冠生成りがかったアイボリーなので、生成りのブラウスとの相性もいいようです。左のケープ付きコートは今年のメタモルさんの一番人気だったようで、お色はこの白の他に黒がありました。右のコートはヴィクトリアン・メイデンのもので、衿元がハイ・カラーになっています。合わせたブラウスがジャボのリボンの結び方でハイ・カラーにも出来るので、そうするとこちらのコートもマッチしてますね。これにも本来ケープが付いてるんですが、あやぼー的にはこの場合はケープなしで着ようと思います。同じドレスでも、コートによってけっこう印象が変わるでしょう?

 

   

 

下の写真は上のメタモルさんのコート全身像です。ネイビーのドレスともちろんピッタリ同じ丈。お洋服によってはこれもケープなしで着ることも出来ます。前面のポイントは丸いくるみボタンで、これはポケットにも付いてるんですがアクセントになって可愛いですよ。後ろはシンプルにベルト飾りが付いていて、すっきりとした印象です。今年はあやぼー、コートのバリエーションをかなり増やしたんですが、これが一番丈の長いコートになりました。ロングのお洋服の時に、重宝しそうです。

 

 

ということで、今年の秋冬のメタモルさんコレクションから、ブーケ柄&別珍のお洋服をご紹介してみました。実は、今年この別珍素材のジャケットもいいのがあったんですけど、欲しいけどなー、どーしよーかなー、と一瞬迷っているスキに飛ぶように売れてってしまいました(泣)。丈もウエストまでのボレロ丈で、このドレスにもバッチシだったのにぃ〜。くやしい!! だから来年はきっとそれを狙うの。(いつまで着れるだろーとか言いながら、来年もまだ着るつもりでいるやつ...)

ところで第5段ですが、黒、ブルー系と続きましたので今度はピンク(おー)!! 花柄のお洋服とシュガー・ローズのミディコートを合わせます。キレイですよ〜♪、

 

 

DATA Dress : Metamorphose \39,690 / Coat : Metamorphose \48,090

/ Bag : Metamorphose \9,345 / Head Ribbon Metamorphose : \ unknown / Pannier : Metamorphose \12,390

/ Blouse : Jane Marple \14,490

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BGM : All Psyched Out

2004.12.23-12.28.