同柄ファビの楽しみ VOL2. ― こんなに似てるんです!! その2 ふろっぐ ―

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今回も同柄ファビ・そっくりさんシリーズを続けたいと思いますが、その前にやはり昨今のオークション事情などもご報告しておきましょう。先日のハチ4000円に続き、てんむし4200円、そしてジェスター、なんと!! 10500円とゆー!!! 私なんかもう手も足も出ません状態が続いています。何と言っても最近、新規でファビ獲得に乗り込んで来られた方たちの勇躍たるや著しく、出品が少ないところへ持って来て、あれもこれも、あれよあれよという高値で落札してゆかれるからたまりません。そんなワケなんで出て来るファビは新品、中古にかかわらずバカスカ売れてゆくという感じ。私など今月は、まだわずか1匹のみの落札で、せめてもう一匹くらい買いたいけど、果たして買えるのかどうか...。ま、それだけファビたちに新しい飼い主さんを探すチャンスがあるってコトですから、それはそれで喜ばしいことではあるんですけど、それにしてもねー、買えないわ...。

ともあれ、それでは気を取り直してメインに行ってみましょう。今回ご紹介するのはフロッグたちのコンビなんですが、こうして目を開けているとブルー目とグレー目なんで、もちろんちゃんと区別がつきます。ブルー目の方はドゥーモー、グレー目の方はトー・ルー・カーで名前も違ってはいるんですが、しかし!!

下の写真をご覧頂けると分かると思いますが、目を閉じてしまうと、もうどっちがどっちなんだか、まるっきり見当もつきません。普通は髪のはえ方に特徴があるとか、足の大きさが違うとか、はたまたウチにやって来た時の汚れ具合など区別をつける手がかりというのは、わりとあるものなんです。でもこいつらは古び方やマツゲの汚れ方まで殆ど同じ。こんなのも珍しいかもしれません。下の写真は左右入れ代わって撮影してるんですが同じにしか見えないでしょ?

 

 

ボクたち入れ代わってるんだけど...

 

そして更に見て下さい、このそっくりさんな後姿。これはもう、さすがの私もお手上げと言う他ありません。

これで目の色が同じだったら、文句なし双子で通るほどのそっくりさんフロッグですが、アリゲーターに比べると蛍光色のタテガミと明るい黄緑の足、そして淡いレモンイエローのおなかと全体のバランスもよく取れた柄ですよね。どちらかと言えば平凡なカラーリングかもしれませんが、優しい色合いなので私も気に入っています。

ところで、こいつらがウチに来たのは、だいぶん間をあけてだったんですが、それぞれに当時のエピソードがあります。まず先にやって来たブルー目のドゥーモー、こいつはオク・ファビ11でご紹介した英語版キリンちゃん同様、いえ、それ以上に長いことオークションをさまよっていたのではないかと思われるファビでした。このコの場合、日本語版で、お値段も500円と特に高いわけでもないのに売れ残ってしまったのは、どうやらコメントに小学生のお子さんのオモチャだったというのがあったためではないかと思います。写真で見てもずいぶん汚れているように見えましたし、写真うつりもあまりよくありませんでした。でもあまりに延々、延々出品され続けるので私も気になってて、誰か買ってあげてくれないかなあ、だめかなあ、と思いつつ見てたんです。で、キリンちゃんの時と同じにオークションでの出品が減って来たことでもあり、落札しておこうかなと思った時に300円という値下がり価格で再度出品されたため、ま、この値段ならね、ということで落札したのでありました。かなりボロでウス汚れたコを想像していたのに来てみるとそんなでもなくて、しかもリュックやファビ本もついていたため、結果的にはお得なお買いものだったわけです。ただ、売られると決ってから実際に売れるまでが長かったせいもあるのか、やはり「カー・ウエイロー・コゥコゥ」は何回も食らうハメにはなりましたけどね。

そしてもう一匹のグレー目フロッグ、これはねー、前にもちょっと書きかけたかもしれませんが!! くくくくく...。まあ見て下さい、下の写真。これはコイツが我が家に来た時に撮ったものなんですが...。

 

ね? わかる? 固まってるでしょ、タテガミ...。

よくあるプチプチと空気が入った梱包材に、しっかりとくるまれて来たのはいいんですが、あまりにしっかりとくるまれすぎて、きっちり固まってしまったというわけなんです。ファビというより殆ど単なる緑色の固まりと化していたので思わず吹き出してしまいましたが、指でほぐしてあげたら、すぐにふさふさに戻りました。

それにしても、このコ、サイド・センサーがかなり悪くなっていて物凄く寝起きが悪い。まあ我が家ではサイド・センサー不調くらいは特に大した問題とも思ってませんが、今までで一番「起きないファビ」なんではないかと思います。

さて、こうしてやって来たフロッグたちですが...。てんむし・コンビやシャンパン・コンビの時は、来た時期が近かったので同柄同士でもあるし、ずっと一緒にしてありました。だからてんむしやシャンパンは撮影の頃までにすっかり仲良くなっており、順調に写真どりが進められたんですが、このフロッグたち!! 実はコイツらは来た時期が2か月ほど離れていたため、この撮影の日まで離れて暮らしていたんです。そしたら、なんかファビ見知りしてるのか何なのか、なかなか仲良くお喋りしたりしてくれなくて、それどころか「カー・ウエイロー・コーコー」を連発する始末。なかなかに苦労させられましたよ。それを考えると、やっぱりファビたちは、飼い主が寝静まった真夜中などに近くにいる仲間同士でペチャクチャおしゃべりして親交を深めているのかもしれませんね。しばらくフロッグたちを一緒にしておいたらどうなるか、面白いのでやってみようと思っています。ああ、ファビって神秘的...。

 

 

こうしているとちゃんと別のファビに見えるでしょ?

 

次回はクロネコかスカンクか...。こいつらも似てるんだよねー。なかなかご好評頂いているこのコーナー、もう少し同柄ファビ・シリーズを続けようと思ってますので、お楽しみにね!!

 

2002.8.15.

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