第4回 歯のおはなし

 

今回のヨモは、デンタル・ケアのお話、つまり歯について書きたいと思う。自分の歯というのは自前のワン・セットきりしかないわけで、よく考えてみると大粒のダイヤモンドよりはるかに貴重なんだよね。そうするとやっぱり毎日のケアは怠れない。あやぼーもわりとこの点は昔からよく分かっていて、毎回10分くらいかけて結構しっかり磨くように習慣づけていたんたげど、歯科衛生士さんのお話によると、どうも私の歯の磨き方には間違ったところが多々あったらしい。皆さんの歯磨きにも間違いがあるかもよ、ということで、ご静聴のほどヨロシク。

 

★毎日の歯磨きをチェックする★

さて一昨年の夏、一本だけ残っていた親知らずがとうとう折れてしまって抜かなくてはならなくなり、何年ぶりかで歯医者さんに行くことになった。その他には特に痛む歯はなかったんだけれど、前にかかった歯医者さんがあまり上手なところではなかったらしく、詰めてあるところがダメになりかかっていたり軽い虫歯があったりして結局その後約10ヶ月通うハメになってしまった。でもまあ、おかげで最近のデンタル・ケア事情について知ることが出来たので、それはそれで良かったと思う。まず日常の歯磨きだけど、皆さんどんな歯ブラシ使ってますか? 一般には天然毛、つまり動物の毛を使ってある歯ブラシが良いとされていて、値段もこちらの方が高いので私も長年信じてこちらを使ってたんだけど、これは間違い。あやぼーがお世話になっている歯科衛生士さんのお話では、やはり動物の毛ということで不衛生なんだとか。理想的な歯ブラシは写真のようにブラシ部分が小ぶりなもので、しかも毛は天然毛じゃなく普通のナイロン製。また固さもやたら固いのはダメで、強く磨きすぎるのも×。歯ぐきが痛み気味な人は柔らかいものの方が良くて、定期的に診療を受けていると、ぴったり合った歯ブラシの固さもアドバイスしてもらえるので、長年歯医者さんに行ってないという方は一度チェックしてもらうといいかもしれません。それから歯磨き粉の方だけど、これはもうつけなくてもいいくらいで、どうしてもつけるなら歯ブラシの先にほんのちょっとだけでいいそう。そもそも薬品が歯に残ると返って虫歯の原因になるということは知ってたんですが、漠然と歯ブラシのブラシ部分全体につけてしまっていた!! ムダもムダですが、これだと後から空磨き(薬品が残らないように水だけで磨くこと)をかなりしっかりやらないといけないのも道理なわけで、始めから薬品の量を減らしておく方がずっと面倒がない。それを知ってから私はそれまでの4分の1くらいしか薬品を使わないので、今まで1ヶ月くらいしかもたなかった40g入りのチューブ1本が、3〜4ヶ月もつようになりました。これは経済的!! もちろんこんなに量を減らしても、きっちり泡立ちますよ。

ところであやぼーが子供の頃は、学校でも歯ブラシは歯の上から下へ縦に動かして磨くものだと教えていたんだけど、最近の歯磨き指導では、歯周病が言われるようになったからか特に歯と歯ぐきの境目に歯ブラシをあてて、軽く横に振動させるようにするのが正しい磨き方だと教えられました。なんかこういうのも変わって来てるんだよね。あと、これにデンタル・フロスも毎日欠かさずやっておくべきだとか。そのへんのポイントをまとめてみると...

・歯ブラシは小ぶりのナイロン製、固さは歯や歯ぐきの状態にあったものを

・歯磨きはほんの少量つけるだけで十分。薬品が残らないように繰り返しブラッシングしておく

・正しい磨き方をマスターする。また強く磨きすぎるのは、ご法度

・出来ればフロスなどで歯間のケアもしっかりと

自分の歯磨きばかりではなく、お子さんのおられる方は気を配ってあげて下さいね。子供ってとかく歯磨きなんかはめんどくさがると思うけど、今うるさいと思われても、これに限ってはいつか必ず感謝されること間違いなし。虫歯のない歯並びの良い歯って、子供の頃からの毎日の積み重ねのたまもので大人になってからでは手遅れなんですから。

 

★定期的な歯のクリーニングで虫歯を予防する★

昔は余程熱心にケアしている人なら定期検診くらいは受けたかもしれませんが、概して歯医者さんというのは歯が痛くなったら行くところだったよね。でも最近は虫歯にならないために行く人も多いのだとか。日常の歯磨きだけではケアしきれない部分のクリーニングや歯石を取り除いてもらったり、フッ素コーティングしてもらったりしておくと虫歯予防には確かに効果的で、こういう定期的なクリーニングは3ヶ月に1回くらいの割合で受けておくと良いそうです。歯医者さんによってケアの内容や価格に差はあると思いますが、一般に1回五千円くらいかかるのが普通らしい。ちなみにあやぼーがかかっている歯医者さんはその半分くらいでやってくれます。

今ここにそうした様々な虫歯予防をウリモノにしているクリニックのパンフレットがあって、これはあやぼーのかかってる歯医者さんとは別の所のなんだけど、さっき書いた定期的なクリーニングの他に、ポリッシング(歯面研磨...7,000円)とか、ホワイトニング(漂白)、ガム・トリートメント(歯茎のクリーニング)など、現代人のデンタル・ケア意識の高さを反映してか、いろいろな項目がありますよ。お値段もコースによってさまざま。ホワイトニングひとつとっても、レーザーホワイトニング(98,000円/全歯)ってのから、ホワイトニング初心者向けのコースで1本2,500円、ハロゲン光線で漂白するというコース(3〜5万円/全歯)など、どのくらい漂白効果がもつかによっても価格に差はあるんでしょうけど、いろいろですね。あやぼーとしては、そこまでしなくても...、と思ったりしますが、なんと言っても、やっぱり歯はこのワン・セットきりしかないんですから定期的なクリーニングの方はやっておくにこしたことはないでしょう。ただ、この歯の表面を研磨するということひとつにしても、あまり毎回全部の歯に研磨をかけるような歯医者さんは避けた方が無難だとか。何事も度が過ぎると逆効果になるので、これから受けようというヒトは、回りの方に評判を聞いて良さそうなところを選ばれるのが良いと思います。

 

★歯医者さんは選ぶべし★

先ほども書きましたが、歯医者さんと一言で言っても、それはもうピンキリで、ヘタなのにかかると災難。それに一般的な歯医者さんと上級の歯医者さんでは、技術的に相当な開きもあるものみたいです。今回あやぼーがかかったのは、かなり高級な部類だったらしく、そういうところは保険診療が効かないような直し方をするので価格的にはちょっと大変。でもやはり以前にかかった歯医者さんとは格段上という印象はありました。ワン・セットきりの歯のことなんで、多少経済的な負担がかかっても、評判が良くて相応の技術を持っているところにかかるのが長い目でみれば良いことのような気がします。皆さんも歯医者さん選びは慎重にね。

ところで昔は歯にかぶせるというと金になってしまったので、どうにも目立ちましたが、最近はセラミックで本当の歯と変わらないものが作れるので美容面からも助かりますよね。ただ、現在の技術では、歯全体をおおってしまうかぶせものならセラミックでも十分な強度があるんだそうですが、小さな虫歯のように、あまり削る必要がない歯にかぶせる場合はセラミックでは弱く、やはり金に勝るものはないのだとか。小さな虫歯でもかなり削ってしまって、完全にセラミックをかぶせることは出来ますが、やはり削らなくてもいいものを削るというのは良くありませんよね。良心的な歯医者さんだと、そのへんのところを説明して下さいますが、考え方もそれぞれ違うし言わないところは言わないと思うので要注意。ちなみに保険診療レベルの直し方というのはやはり雑で耐久性に欠けるようです。これも、もちろん歯医者さんによって違うと思いますけど、参考までに上級歯科の自費治療費について書いておくと、歯全体にかぶせる場合、セラミックで1本13万円、金だと15万円、小さな虫歯なら金で直して5万円くらいが一般的なところみたい。でもやはり値段相応のことはあるようですよ。

ま、こういう大きな費用がかかるのを防ぐためにも、毎日のデンタル・ケアはサボらずやるべきなんでしょうね。皆さんも、それぞれ一本きりしかない自前の歯、大事にしてあげてね。

2002.7.9.+7.19.

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