あやぼーの文法教室*文法なんてカンタンだ! -  中級篇2. 準動詞 (RSS2.0)

四の五の言わずに黙って暗記 - 文法なんてカンタンだ!!

中級篇★その2.準動詞

1.不定詞 A)to不定詞の用法

   

1. 名詞的用法 ・・・ 文中で主語、目的語、補語として機能し、主に「〜すること」と訳すことができる

@)主語、補語となる 

(※形容詞的用法の不定詞が補語となる場合もあります ⇒中級篇★その2.準動詞1.不定詞 E)「be+to〜」「seemなど+to〜」「believe+目的語+to〜」参照)

ex) To see is to believe. ( : 見ることは、信じることである = "百聞は一見にしかず") 

この例では、"to see"が主語、"to believe"が補語の役割を果たしています。ちなみにこれは、動名詞を用いてSeeing is believing. とすることもできます。

A)目的語となる

ex) He promised not to be late for school again. (彼は二度と学校に遅刻しないと約束した)

 ※不定詞に否定語(not, neverなど)が付く時は、このようにその直前に置かれます。

この例では"to be"がpromiseの目的語になっているわけですが、目的語を取る動詞が必ず不定詞を目的語に出来るというわけではありません。先行する動詞によって目的語として動名詞しか取らないもの、不定詞と動名詞どちらでも良いものなどがあります。これは動詞それぞれに対して習慣的に決まっていることなので、実際の英文に多く触れて感覚的に知識を増やしてゆくよりありませんが、まずは頻出する動詞がどういう扱いになるかを覚えてしまうことから始めましょう。

⇒ 頻出動詞の用例については、研究篇その1.動詞の目的語にまとめてありますので参考にして下さい。

また、"目的語"には、このような「動詞の目的語」の他に「前置詞の目的語」があるわけですが、不定詞は前置詞の目的語としては用いられないことも覚えておきましょう。従って動詞が前置詞の目的語になる時は必ず動名詞の形を取ります。これは不定詞の一般的な形が"to"を伴うため、前置詞と並べることが出来ないことから必然的に生じた法則かと思われます。

ex) He's good at speaking French. (彼は、フランス語を話すのが得意だ) ・・・ 前置詞の後には動名詞が続き、不定詞は用いない

 

B)「疑問詞 + to不定詞」で名詞句を作って、文中で主語、補語、目的語となる

ex) 

What to do is the question. (何を為すべきかが問題だ)・・・ 疑問代名詞 whatと結びついて主語になっている

 = What I should do is the question. 

Will you tell me which way to choose? (どの道(方法)を取るべきか、教えて下さい)

 ・・・ 疑問形容詞 whichと結びついて目的語になっている

 = Will you tell me which way I should choose?

※これを名詞的用法に入れることについては厳密に言うと諸説あるかと思いますが、「名詞句を作って名詞と同じ働きをする」という観点からこの項目に入れてあります。一般に、こういう使い方もあるという程度に記憶しておかれると良いでしょう。

     

2. 形容詞的用法 ・・・ 文中で修飾する名詞の直後に置かれ、主に「〜する[名詞]/〜するための[名詞]」などの意味になる

この用法では不定詞としてto に続く動詞が動詞としての意味を残しながら、名詞を修飾するという点で形容詞としての役割を果たしていることになります。

@)先行する名詞、代名詞を意味上の主語として修飾する 

ex) I have no friend to lend me money. (私に金を貸す友達はいない)

  ・・・修飾される名詞 friend 以下は、No friend lend me money. の意味を持ち、名詞は、不定詞となっている動詞の意味上の主語にあたる。

⇒ 意味上の主語について詳しくは、中級篇★その2.準動詞1.不定詞 C)to不定詞の意味上の主語と目的語参照して下さい。

    

A)先行する名詞、代名詞を意味上の目的語として修飾する

ex) There was something to eat on the table.(テーブルに何か食べるものがあるよ)

  ・・・修飾される代名詞 somethingは、構造上eat something の意味を持ち、「何かを食べる」であって「何かが食べる」ではない。従って、somethingは不定詞となっている動詞の意味上の目的語にあたる。 

※これとは別に、「名詞(代名詞)+ to不定詞 + 前置詞のみ」であれば、名詞(代名詞)は前置詞の目的語となります。

ex) The children have no toys to play with. (その子たちには、遊ぶおもちゃがない)

  ・・・ to play (with) は、名詞 toys を修飾。toysは前置詞withの目的語になっているため(play with the toys)、最後のwithを省くことはできません。動詞はその意味によってはこのように前置詞を伴わなければ目的語を取ることが出来ない場合があるためこういう表現が生じるので、「動詞と前置詞がセットになって目的語を取っている」と考えると理解しやすいかもしれません。

     

B)「have the + 抽象名詞 + to不定詞」の形で、先行する抽象名詞を修飾する

ex) They had the boldness to attack the enemy. (彼らは、大胆にも敵に攻めかかった = 彼らは、敵に攻めかかる大胆さを持っていた

このように、抽象名詞をto不定詞で修飾する形は、慣用的によく用いられます。

類例) have the kindness(goodness) to 〜(親切にも〜する) / have the luck to 〜(幸運にも〜する/することができる)

   

C) 慣用表現

「have to do with」 = 〜と関係がある(= 〜と関係している状態にある)

ex) She has something to do with the matter. (彼女は、その問題と何らかの関係がある

この表現は通常、something / anything(何らかの)、nothing(全く〜ない)、much / a great deal(かなり)、little(殆ど〜ない)など、関係の程度を表現する言葉とともに用いられることが多いようです。ちなみに、多くの表現同様に somethingは肯定文に、anythingは疑問文、否定文に使われます。

なお、この場合のsomething、nothingなどは代名詞ではなく程度を表現する副詞で、これらが「補語として用いられている形容詞的用法のto不定詞を修飾している形」と看做せば理解しやすいと思います。something が代名詞として使われてto不定詞に修飾されているような形とは違うので、混同しないように注意して下さい。

      

D) 「be + to 不定詞」、「seem + to 不定詞」、「believe + 目的語 + to 不定詞」の形で、補語の役割りを果たす

中級篇★その2.準動詞1.不定詞 E)「be+to〜」「seemなど+to〜」「believe+目的語+to〜」を参照して下さい。

   

3. 副詞的用法 ・・・ 文中で動詞、形容詞、副詞を修飾する、副詞句として独立で用いられて文全体(主文)を修飾する

@)目的、原因、理由、範囲の限定、条件、結果などを表す

@ <<目的>>「〜するために」  

ex) We stopped to talk. (我々は話すために立ち止まった) ・・・ 動詞 stopped を修飾

 ※「so as to」「in order to」の形でもよく用いられます。 

       ex) Artists earns money so as (in order) to work. (芸術家は仕事をするために金を稼ぐ)

 ※"We stopped to talk."の不定詞は副詞的用法で、目的語(名詞的用法)ではありません。これと異なり、stopの後に動名詞〜ingが続く時は、動名詞は目的語になります。従って意味も、「〜することをやめる」になるので注意しましょう。

   ex) We stopped talking. (我々は話すのをやめた)

        

A <<原因>>「〜して」 

ex) I'm sorry to have kept you waiting. (お待たせしてすみませんでした) ・・・ 形容詞 sorry を修飾

 ※「to have kept(完了形)」になるのは「待たせた」のが、謝っている現時点に対してそれより過去における事柄であるため。このように、不定詞以下が完了形になる場合は、「to have + 過去分詞」の形になります。ここでも、「to」の直後に来る助動詞「have」は人称によって変化しない点に注意して下さい。なお、I'm sorry to keep you waiting.(お待たせしてすみません)だと、現在も何らかの理由で待たせている相手に対して、現状をわびる意味になります。

 ※また、例文のsorry のように感情を表現する形容詞は、その原因をto不定詞を用いて言うことが出来ます。類例は以下の通りです。

類例) afraid(恐れて)、angry(怒って)、certain(確信して)、sure(確信して、きっと〜する)、disappointed(失望して)、

delighted / glad / happy / pleased(喜んで・嬉しい)、

 ⇔ sad(悲しい)

eager(熱望して)、frightened(おびえて)、proud(誇りに思って)、surprised(驚いて)

   

B <<理由>>「〜するとは」 

ex) He must be in panic to say such a thing. 

  (そんなことを言うなんて、彼は混乱しているのに違いありません)・・・ 形容詞句 in panic を修飾

「理由」を表す不定詞は、このようによくmust(〜に違いない)、cannot(〜のはずがない)と共に用いられたり、感嘆文の中に用いられたりします。

   

C <<範囲の限定>>「〜するのが/に ・・・」

ex) 

This book is easy to read.  (この本は、読むのが易しい = 読みやすい) ・・・ 形容詞 easy を修飾

This report is difficult to understand. (この報告書は理解するのが困難だ = 理解しづらい) ・・・ 形容詞 difficult を修飾

 ※形容詞を修飾する場合、このように形容詞の後にto不定詞を置く形になります。

   

D <<条件>>「もし〜すれば」 

ex) To hear him talk, you would think that he is intelligent. 

   (彼が話すのを聞けば、きみは彼が聡明だと思うだろう)・・・ 条件を表す副詞句を作り、主文を修飾

 = If you hear him talk, you would 〜

「条件」を言うには一般にif節が用いられることの方が多く、用例はあまり多くないようです。

      

E <<結果(帰結)>>「・・・して、その結果〜」

ex) 

I awoke to hear sparrows chirping. = I awoke and I heard sparrows chirping. 

 (目が覚めたら、スズメの声が聞こえた = 目が覚めた。するとスズメの声が聞こえた

The boy grew up to be a great scientist. = The boy grew up and now he is a great scientist. 

 (少年は成長して、偉大な科学者となった = 少年は成長した。そして偉大な科学者となった

She left her husband, never to return to him. = She left her husband and she never returned to him. 

 (彼女は夫から去り、決して彼のもとに戻らなかった = 彼女は夫から去った。そして決して彼のもとに戻らなかった

   

以上の例のように「結果」という用法は、起こった事柄の後に続く事柄をto不定詞を用いて繋いだ形であるとも言えますが、「目的」との区別は、文脈からto不定詞以下が「目的」を言っているか、「結果(帰結)」を言っているかで判断できます。

なお、この用法に属する慣用表現には、以下のようによく使われるものがあり、どの例でも、不定詞に先んじる形容詞や副詞が表現する原因に対して、to不定詞以下が「結果(帰結)」を表現していることになります。合わせて覚えておきましょう。

「too + 形容詞or副詞 + to」 

  This car is too expensive for me to buy. = This car is so expensive that I cannot buy it. 

  (このクルマは、私が買うにはすぎる = このクルマは非常に高価のなので、結果として私には買えない

「so + 形容詞or副詞 + as to」

  She is so rich as to buy everything. = She is so rich that she can buy everything. 

  (彼女は、何でも買えるほど裕福だ = 彼女は非常に裕福なので、結果として何でも買える

「形容詞or副詞 + enough to」

 He is intelligent enough to do the job. = He is so intelligent that he can do the job. 

  (彼は、その仕事をするのに十分なくらい聡明だ = 彼はとても聡明なので、結果としてその仕事をすることができる

         

A)「be + 形容詞 + to不定詞」で慣用句を作る

ex) 

<<be anxious to>>  He is anxious to meet your father. (彼は、あなたのお父さんに会いたがっている

<<be eager to>>  He is eager to drive his father's car.. (彼は父のクルマを運転したがっている

<<be curious to>> She was curious to know the truth. (彼女は、しきりに真実を知りたがっていた

<<be able to>>  She is able to solve the problem. (彼女はその問題を解決する能力がある = 解決することができる

<<be apt/inclined/liable to>>  He is apt to forget. (彼は、忘れがちである = 忘れっぽい)

<<be willing/ready to>>  I'm willing to attend your birthday party. (私は、喜んであなたの誕生パーティに参加します

<<be likely to>>  It is likely to rain tomorrow. (明日は、雨が降りそうだ

    

B)独立不定詞

不定詞が作る副詞句が独立して文全体を修飾することがあり、これを「独立不定詞」といいます。主に条件や譲歩を表し、その意味上の主語は主文の主語や目的語と一致しないで、話者や世間一般であることが多いようです。慣用表現として定着しているものが殆どなので、まるごと覚えておくと便利でしょう。

ex) To tell the truth, the girl hate her step-mother. (実を言えば、その少女は彼女の義母を嫌っているのです)

  To be frank with you, I can't accept your offer. (率直に言えば、あなたの申し出を受けることは出来ません)

  Strange to say, he quit his job without any proper reason. (奇妙なことだが、彼は適切な理由もなく仕事を辞めたのだ)

  He is, so to speak, a dreamer. (彼は、いわば夢想家だ)

  To do him justice, he's not a coward. (公平に見て、彼は臆病者ではない)

    ・・・ 「to do + 人+ justice」の形で用いられ、「人」の部分には固有名詞か、代名詞の目的格が入る

  To make (the)matters worth, he failed in the examination. (更に悪いことには、彼は試験に失敗してしまった)

これらの他にも、以下のように類例は沢山あります。合わせて覚えておいて下さい。

not to speak of 〜 ・・・ 〜は言うまでもなく

needless to say ・・・ 言うまでもなく

not to say ・・・ 〜とは言わないまでも

to begin with ・・・ まず始めに

to be brief ・・・ 簡単に言うと

to be sure ・・・ 確かに、もちろん、なるほど

to add to ・・・ 〜に加えて

to say the least of it ・・・ ごく控えめに言っても

to make a long story short ・・・ 手短かに言えば

   

では、以上のような点に注意して、以下の日本語を英語に直してみて下さい。極力、日本語で考えず、イメージを自動的に英語にする努力をしましょう。もちろん、発音やイントネーションにも注意して下さい。すぐに言えなかった場合は正解例を見て記憶し、少し時間を置いてから言えるかどうか試してみます。これを何回か繰り返すうちに、日本語に対応した英語が難なく出てくるようになると思いますよ。

1. 早起きは健康に良い。

(直訳 = 早く起きることは、あなたの健康に良い)

(名詞的用法の不定詞を主語に使って)

 

1. To get up early in the morning is good for your health.

= It is good for your health to get up early in the morning. 

  ・・・形式主語 it を文頭に出した形

2. 彼が最初にしたことは、窓を開けることだった。

(名詞的用法の不定詞を補語に使って)

    

2. The first thing he did was to open the window.

To open the window was the first thing he did. だと、to open は主語。

    

3. 彼女は、何が起こったのか話すことを拒んだ。

(名詞的用法の不定詞を目的語に使って)

    

3. She refused to talk about what was happened.

※refuse は、目的語としてto不定詞を取ります。

    

4. 彼女が、最初に来た人だった。

(形容詞的用法の不定詞を使って)

    

4. She was the first person to come.

※to come は、名詞 person を修飾。

    

5. その子たちには、住む(ための)家がない。

(形容詞的用法の不定詞を使って)

    

5. The children have no house to live in. 

※to live (in) は、名詞 house を修飾。ちなみに、houseは前置詞 in の目的語になっているため(live in the house)、最後のinを省くことはできません。

6. 彼女は、親切にも私を病院に連れて行ってくれた。

(直訳 = 彼女は、私を病院に連れて行く親切さを持っていた)

(形容詞的用法の不定詞を使って)

    

6. She had the kindness to take me to the hospital.

※to take は、名詞 kindness を修飾。

    

7. 彼女はよく、ちょっとおしゃべりしに私の家に立ち寄る。

(副詞的用法の不定詞を使って<<目的>>)

    

7. She often drops in at my house to talk for a wile. 

    

8. 私は、彼の失敗を聞いて驚いた。

(副詞的用法の不定詞を使って<<原因>>)

    

8. I was surprised to hear about his failure. 

    

9. 手伝って下さるとは、あなたはとても親切だ。

(副詞的用法の不定詞を使って<<理由>>)

    

9. You are very kind to help me.

 = It is kind of you to help me. 

・・・仮主語itを文頭に出し、意味上の主語としてyouを示した形

10. お土産として買うには、妥当な値段だ。

(副詞的用法の不定詞を使って<<範囲の限定>>)

    

10. The price is reasonable to buy it as a souvenir.

    

11. もしもう一度彼女に会えたら、私はどんなに嬉しいだろう。

(副詞的用法の不定詞を使って<<条件>>)

    

11. To see her again, I should be very glad.

 = If I could see her again, I should be very glad.

    

12. 私の祖母は、80歳まで永らえた。

(副詞的用法の不定詞を使って<<結果>>)

 =「私の祖母は生きて、結果として80歳になった」の意味にする。

    

12. My grand mother lived to be eighty years old.

    

13 私は、それ以上歩くには、疲れすぎていた。

 = 私は、あまりにも疲れていたので、それ以上歩けなかった。

    

13. I was too tired to walk any farther.

    

14. その子は、何が起きたのか十分理解できる年だった。

("enought to"を使って

 =「その子は、十分な年を取っていたので、(結果として)何が起きたのか理解できた」の意味にする。

    

14. The child was old enough to understand what was happened.

    

15. その子は、何が起きたのか理解できるような年だった。

(結果を表す"so 〜 as to"を使って)

=「その子は、それだけ年を取っていたので、(結果として)何が起きたのか理解できた」の意味にする。

    

15. The child was so old as to understand what was happened.

    

16. 彼は家族を養うことができるほど、一生懸命働いた。

(結果を表す"so 〜 as to"を使って)

=「彼は一生懸命働いたので、(結果として)家族を養うことができた」の意味にする。

    

16. He worked so hard as to support his family.

 = He worked hard enough to support his family.

    

17. 彼は家族を養うために、一生懸命働いた。

(目的を表す"so as to = in order to"を使って)

    

17. He worked hard so as to support his family. 

 = He worked hard in order to support his family.

    

18. 彼は、面倒ごとを避ける傾向にある。

("be inclined to"を使って   

    

18. He is inclined to avoid troubles. 

   

19. 彼は、英語は言うまでもなく、スペイン語も話す。 19. He can speak Spanish, not to speak of English.
20. 彼の理論はなるほど正しいように思える。しかし、実際には機能しないだろう。 20. His theory seems to be right, to be sure, but it won't work in reality.

 

解答例7."drop in"は「(ふと)立ち寄る」と言う意味でよく使われますが、"場所や人"を続ける時には"drop in at 場所"、"drop in on"になります。前置詞を間違えないことと、"visit"より"ふいに立ち寄る"というニュアンスが強くなる点に注意して使いましょう。

解答例8.「(〜について)伝え聞く、消息(うわさ)を聞く」と言う場合、通常 "hear about/of" が使われます。    

解答例9.仮主語itを文頭に出した場合、意味上の主語を示す方法については用いられる形容詞によって違いがあります。 

 ⇒これについては、中級篇★その2.準動詞1.不定詞 C)to不定詞の意味上の主語と目的語を参照して下さい。

解答例14.〜17.表現する内容は同様でも、言い方でニュアンスが違ってくる点に注意して下さい。文法的には「so 〜 as to = enough to = 結果」を表現するか、「so as to = in order to = 目的」を表現するかという線引きをすることになります。

なお、「so 〜 as to = enough to」は参考書ではto不定詞の代表的な用法のうちの「結果」に入れられていることがありますが、文意から考えると「程度」を表現していると考える方が分かりやすいでしょう。(ex) 「十分理解できるほど年を取っていた」「養えるほど、働いた」)

解答例20. workは、(ものごとが)働く、つまり"機能する、実効がある"の意味でもよく使われます。

   

2009.6.6.+6.10.+10.15.+11.4.-11.5.

 

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