日常を楽しむための

 Daily Life Workshop Vol.1. 

 

「春に見直す毎日の基本」 

 

Willってクルマがありますよね、ちょっと変わった形の。

最近、梅田のLoftで見かけたのですが、あれってクルマだけじゃなくて、冷蔵庫とか自転車とかタイアップしてて、「Will Vi」という、ひとつのプロジェクトになってるんですって。知ってました?

世事にうといあやぼーは全然知らなかったのですが、家電、文具とか、果てはビールやお菓子まで協賛してて、まるごと売ろうって元気な感じね。

Will人気に便乗してるのかも知れませんが、私もみーはーだもんで、ああいうのを見ると「おもしろーい、ほしーい」とか思っちゃうわけです。

もともとあのWillってクルマがカワイイなあ、といつも思ってただけに、Loftのエントランスに、でーーーんとばかり一台止まっているのを見て寄ってっちゃったんですが、がーーーーん、なのは、オートマしかないこと。何を隠そう私はミッション車しか運転できないのです。いまどきアナクロい奴ですが...。

悲しいなあ、と思いながら中に入ってくと、そういうプロジェクトの展示をやっていました。

さわやかなムードのWillのイメージを最大限に活かし、他の商品も例えば家電系なんか春の新生活にぜひどうぞって感じです。

このプロジェクトのコンセプト展開を見てて思ったのは、「日常の贅沢」というものが大切にされる時代になっているんだな、ということでした。

かつて80年代の頃の贅沢といえば、着るものも食事も何かとお金のかかる「外」重視。それも今の感覚の10倍が当たり前な価格だったんですよね。

「家なんかどうせ買わないんだから、クルマくらい」という考え方もあって、どちらかと言えば「日常」は無視され気味だったものです。

その頃からあやぼーにも、やはりまず生活の基本から始めるべきなんじゃないかという疑問はあったのですが、やはりここへ来てそういう方向に進みつつあるみたい。ま、不況長いですしね。ウチの中で楽しみましょ、と。

そうやって落ち着いてみると、わざわざお金をかけなくても人間の生活の中で一番長い「日常」という時間の楽しみ方が随分あるように思います。

Willプロジェクトの場合、クルマでも130万円そこそこであの洒落たフランス車みたいのが買えちゃう。あんなのと日常一緒に生活したら楽しいゆとりが生まれそうな気がしませんか? 内装も古き佳きって感じで、いいんですよね。落ち着けそう。

他にレトロなデザインの冷蔵庫が16万円とか(これ、マジ欲しかった!!)、4万円弱で折りたたみの自転車とかあるの。色も12色の中から選べて、冷蔵庫も6色くらいあったかな。この冷蔵庫はレトロな外見とは反対に造りは機能的で使いやすそうでした。文具なんかも色が「はる〜〜〜」、という感じ。気分が変わりそうです。

春って毎日の生活の中のディテールを見直す良い時期なのかもしれませんね。

Will ShopのHPはこちらにあります。

私としてはもうひとつプロジェクト商品の見せ方に物足りなさを感じますが、どんなのが出てたのかな、と思われる方は見てみてね。

 

次回は「バス・タイムの考察」をお届けします。あやぼーご愛用のバス・グッズなど、お風呂が楽しくなるアイテムもご紹介。お楽しみに!!

 

2001.3.15.

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