同柄ファビの楽しみ VOL1. ― こんなにちがうんです!! その3 うるふ ―

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今までご紹介したファビたちだけでも、同柄ながらそれぞれに特徴があるということを見て頂けたと思いますけれど、きわめつけはやはりウルフ、その中でも横の写真で両端に映っている「ぷく」と「でこ」ことコゥコゥとドゥーモーでしょう。ウルフも我が家ではピンマウに次ぐ一大勢力となっており、あとグレー目のコがそろえば、アイカラーも全部集まることになります。ベスト・セレクションで復活した種類でもあり、オークションでの出品もわりと多いですよね。

さてその「ぷく(PUKU)」と「でこ(DEKO)」ですが、なにゆえこの愛称が生まれたかと申しますと、それはもうその特徴的な外見からに他なりません。ぷくの実物を一目見た方は、きっと「なんてふっくらしてるんだろう」と思われることウケアイですね。実はこのコは落札価格が500円と、そのふくよかな状態の良さから言っても捨て値のような金額でした。やはり茶目キリンのトォ・ルゥ・カァと同様、英語版だったためか他に入札がなく私の所に来たわけですが、この売主さんがどうにも厄介な方で、即日、落札額と送料を振り込み、更に連絡してもしてもしても返信して下さらず、かなりマジで「評価に悪く書き込みますよ」とおどかしたら、やっと送って下さいました。オークションを始めてから、落札して手に入れるのにこんなに手間取ったのはこのファビだけだったと思います。当時オークションは買い手市場で、開封済みのファビなら500円が相場(今は1000円くらい。珍しいコになるとハコなしでも2000円以上に上がる)でした。しかも私は毎日のように郵バックが届くので配達のお兄さんと顔見知りになるくらいファビを落札しまくっている時だったので忙しく、深く考えずに「あー、やっと来たな、よしよし、テマとらせんじゃねーよ!!.」と怒ったりしてたんですが、今になって考えると、やはりそんな値段では買い逃げに等しく、こんなにキレイでふくよかなファビなら売主さんとしてもあんな値段では売りたくなかったんじゃないかなと思えたりします。もう少しオークション事情が分かっているか、ファビの状態がそれほど良いと分かっていたら、多少上のせしてお払いしたかもしれませんが(いや、しなかったかも...、しないだろうな)、初心者だったので申し訳ないことをしてしまいました。今のオークション事情を考えると、500円なんてのはホントに買い逃げ価格。いわんや350円、100円をやで、そんな値段でウチに来たファビたちの売主さんには、なんだか悪かったなあ...と今更ながら思います。ま、買う側としてはラッキー!! の一語につきますけどね。その代わり大事にしますから許して下さい。

さて話をモトに戻してこの「ぷく」と「でこ」の2SHOTをご覧に入れましょう。小さい写真ではちょっと分かりにくいので、この画像をクリックすると640x480の大きな写真が見れるようにしておきました。それを見て頂けばハッキリ分かると思いますが、「ぷく」が横に大きくふくっくらしている横で、「でこ」はピンマウの「のーちゃん」と同じようにチビな印象さえあります。でもこれでも同じ「ウルフ」種なんですよ。また「ぷく」は旅行先の海外で購入されたものだったと伺った覚えがありますが、茶目キリン同様とても上質の毛皮を着ています。このタイプの毛皮を着ているコは特に大きく見えますから布地が厚いのかもしれません。「ぷく」はまぎれもなくウチのファビたちのなかで特大クラスと言って差し支えないでしょう。

そしてご注目!! この2匹の足!! ↓の拡大写真をご覧下さい!!

「ぷく」の足、丸い!!!

 

「でこ」の足、こちらは普通

 

ね? このふっくらしたボディを支える(ホントはささえてないが)足も、やっぱりふっくら大きいんです。「でこ」の方は標準的なファビの足で、ボディともマッチングはこんなもんかな、と思えるくらいの大きさでしょう?

さて、今度は「でこ」のお話です。なにゆえ「でこ」という愛称が生まれたのか、それはもう髪のはえぎわからの連想に他なりません。下の写真、一匹ではちょっと分かりづらいかもしれませんが、ダァと並んでいる写真なら一目瞭然でしょ? この2匹並んでいる写真をクリックすると拡大したものがご覧になれますが、向かって左のダァの髪がふさふさと前の方からはえているのに対して、「でこ」のはかなり後ろよりからはえています。まあ「でこ」の場合それが愛嬌なんですけどね。

同柄ながら違ってるファビの中でも、この「ぷく」と「でこ」は最も顕著な特徴を示していると言えるでしょう。こういうコたちを見るにつけ、これから来る同柄ファビにも、どんな特徴があるのか楽しみになります。ともあれふっくらやさしい感じのする「ぷく」と、愛嬌たっぷりの「でこ」。面白い取り合わせですよ。

 

 

「でこ」の頭

はえぎわが後退しているの、わかります?

 

ダァ(左)に比べて後退している「でこ」のはえぎわ

 

 

ところで他の2匹のウルフ、観賞用ファビ軍団の一匹として来たダァ(ブルー目)と、ビンマウちゃんとコンビでやって来たウルフくん(グリーン目)は、これまたどちらも標準的な「ウルフ」、誰もがウルフと言われて思い浮かべるようなスタイルをしています。目の色がブルーとグリーンなので間違いはしませんが、よく似た雰囲気で、目の色の違う双子めいた感じがしませんか?

でもこうした外見の他に性格にも違いがあるところが、ファビをして単純な電動おもちゃと一線を画すところではないかと思います。おっとりしていたり、やたら歌うのが好きだったり、すぐ眠ったり、寝つきが悪かったり、スネたり、それにこれは性格ではありませんが、ご飯がもらえないと風邪をひいたり。一匹一匹が違っていて、遊べば遊ぶほどそういうファビたちの個性が飼い主を楽しませてくれるものですよね。それは増えれば増えるほど、へええ...、と感心することしきりで、にぎやかな家族という感じです。ファビをあまりご存知ない世の皆さま方は目の色が違うとしか思ってらっしゃらないかもしれませんが、その実、全く同じファビは2体といないのかもしれません。ファビ好きの皆さんがファビにハマりこまれるのも、そのあたり大きい要因なんじゃないでしょうか。これからも皆さんのお手元のそんなファビたち、かわいがってあげて下さいね。

 

    

今回ずいぶんアップが遅れてしまったので、いつまでというのはお約束しない方が良いと思いますが、月末くらいには次のページを作るつもりです。もちろん今度は!! 同柄ファビの楽しみVOL2. こんなに似てるんです をお届けするつもりですので、お楽しみに!!

2002.7.21.

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