Column5. 「ドキュメント情報について」

 

ドキュメントタイプはHTMLの記述方式についての情報を与えるものでしたが、その文書の作者や記述手段、内容に関する紹介やキーワード、自動的に巡回してくるサーチロボットへの対応などを記述したい時もあります。作成ソフトでスクリプトを見ると、そのうちいくつかが既に書き込まれている場合もありますが、<meta name=...>を使って、必要に応じて以下のような内容を書き足すことが可能です。なお、これも<head>〜</head>の間に書き込みます。

 

<meta name="author" content="製作者名">

<meta name="description" content="内容の紹介">

<meta name="generator" content="記述手段">

  ※HTMLを記述するために、どのソフトを使ったかに関する情報を提供します。作成ソフトを使って書いた場合は、自動的に入力されていると思いますが、例えばテキストエディタであるメモ帳を使った場合は"notepad"と記述します。

 

<meta name="keywords" content="内容のキーワード">

  ※複数記述したい時は、,で区切って並べます。検索エンジンが参照しますので、ページ内容について分かりやすい言葉を設定しておきましょう。

 

<meta name="robots" content="登録の可否,巡回の可否">

  ※自動的に巡回してくるロボット・サーチエンジンへの対応を定めます。

   ・登録の可否 index/noindex

   ・巡回の可否 follow/nofollow

  例えば登録可、巡回可なら "index,follow"、登録不可、巡回不可なら"noindex,nofollow" というように、それぞれを「,」で区切って書き込んで下さい。以下に例を示します。

 

<head>

<meta http-equiv="Content-Type" content="text/html; charset="Shift-JIS">

<meta http-equiv="Content-Style-Type" content="text/css">

<meta http-equiv="Content-Script-Type" content="text/javascript">

<meta name="author" content="ayako tachibane">

<meta name="description" content="ドキュメント情報について解説しています">

<meta name="keywords" content="HTML,tag,ドキュメント情報">

<meta name="generator" content="notepad">

<meta name="robots" content="index,nofollow">

<title>ドキュメント情報について</title>

</head>

 

2006.7.20.