Column2. 「タグの構成」...要素、属性、値について

 

<p>〜</p>のような記号を「タグ」と呼ぶことは既にご存知だと思いますが、タグの中には様々な内容が書き込まれることがあります。例えば、

<p align="left">これは段落を示すタグです。</p>

このような場合、全体を「要素」と呼び、「要素」は黄色のマーカーで印を付けた「タグ」部分と、間に挟まれる「要素内容」とに大別されます。

更に、最初のタグ内に書き込まれる内容は、以下のようにピンクのマーカーで印を付けた「要素名」部分と、その後の「属性」とに大別されます。

<p align="left">

「要素名」とは、それが何を示すのか、つまり、段落なのか、画像なのか、フォントなのかなどを大まかに定め、「属性」はその詳細設定を示す部分だと言えるでしょう。それぞれの要素において、詳細は位置やサイズ、色や表示形態など多岐に渡りますので、「属性」とは、

1.そのうちどの点について

2.どのように決定するのか

を指定しているわけです。つまり、=より前は1.どの点について定めるのか、=以降は2.どのように決定するのかを、それぞれ示していることになります。なお、=以降の部分(この例では"left")は特に「」と呼ばれますが、この「値」を変えることによって、その属性の表示を最終的にを決定しています。上の例で言えば、段落(要素名)の位置(属性)を左(値)に定めているということで、こうした構成のためスクリプトでは、「値」部分だけが変数になっています。

このように分けて考えることを覚えておくと、長々と書かれたスクリプトもずっと理解しやすくなるのではないでしょうか。

 

 

2006.8.2