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Green - Personal File Magazine unknown- July 1985 Interviewer unknown
グリーン－パ－ソナル・ファイル ●名前： グリーン・ストロメイヤー・ガートサイド、僕としてはガートサイドだけでいいけどね。今まで本当のファーストネームは誰にも言ったことがないんだ。今更言う必要があるとも思えないし。ケヴィンでもトレヴァーでもゲイリーでもナイジェルでもないよ。
●生まれ： 1956年6月22日、カーディフのマタニティ・ホスピタルで生まれたそうです。 ●学校でのニックネームは？：
覚えてるのはストロベリーってのだけだね。ストロメイヤーから来たんじゃないかな。このドイツ系の名前のおかげで随分ひどい目にあわされた。そのせいで中学校を転校しなきゃならなかったくらいなんだ。たぶん、連中は影でアドルフとか呼んでたんじゃないかと思うよ。 ●初めて買ったレコードは？：
正直言って覚えてない。多分ビートルズのじゃなかったかと思うんだけど。 ● 仕事： まともに勤めたことは一度もないんだ。でもアルバイトは随分やったよ。アルミニウムの工場とか自動車修理工場で働いたこともあるし（エレクトリック・ギターが欲しくてさ。でも買ったとたん盗まれちゃったけどね）、他には弁護士事務所で働いたこともある。そこでは弁護士が囚人に有罪を認めるよう説得するのに刑務所についていくのが仕事だった。あの時はそれを楽しんでたもんだけど、まあ、それでよくわかったのは、いかにイギリスの正義が歪められているかということだったね。本当に歪んでいる、と言ってよかったよ。 ● 現在の住まいは？： ロンドン。アイリントンのフラット ● アイロンがけは自分でするの？： うん。でも引っ越してからアイロン台がないんだ。だからいつもキチンのテーブルでやるんだけど、おかげで急いでる時は本当にいらいらさせられるよ。 ● 夜に何か心配で眠れないことなんかある？： あるよ。昔ほどはひどくないけどね。でもなんでもかんでも気にかかるたちなんだ。そんな時は眠るまでワールド・サービスを聴いてる。火曜はチャートの日だから、つまり月曜は眠れないってことだね、残念ながら。 ● 初めて〝トップ・オブ・ザ・ポップス〟に出演した感想は？： 最低。めちゃくちゃ具合が悪かったんだ。風邪ひいててさ。ビタミン剤を注射してもらってやっと切り抜けられたんだけど、これがものすごく痛いの。控え室で文字どおりのたうちまわるくらいひどいことになって、仕事を続ける前に医者にかけこんで、もう一本注射してもらわなきゃならなかったんだ。そんなわけであの時はほんとにぼおっとしてて...えっと、だからアイライナーを余計に使うとか、ステージで飛び回るとかでそういうのの埋め合わせをしなきゃならなかったしね。あれは全く普段の僕じゃなかった。 ● ポケットの中に今何持ってる？： ヴィックス・ドロップのパックと、2ポンド、（1枚にはリッキーって書いてある。彼に借りたのかな）、玄関の鍵とソ連のメダル。これは友達が行った時に持ってきてくれたんだ。 ● 最近呼んだ本は？： アリス・ウォーカーのカラーパープル。アメリカの南部にいる黒人の少女が書いた手紙って設定になってた。昔はよく本を読んでたんだけど、最近は全然だね。 ● 最後にママに会ったのはいつ？： スペインに住んでるからそんなには会えないんだけど、前は2.3ヵ月前かな。カクテル・バーに連れていってあげたんだけど、そこでばったり知り合いに出くわしちゃってさ。グレン・グレゴリー（ＢＥＦ、ヘヴン17）と奥さんのサラ、サイモン・ドレイパー（ヴァージンレコードのマネージング・ディレクター）とスビズ（キュアーからヘヴン17まで幅広いレコーディングに参加している）がいたんだけど、母さんも気が合ってね。みんなで飲んで、すごく楽しかったよ。 ● 初めて行ったコンサートは？： 1970年、レディング・ロック・フェスの時のロッド・スチュアート。週末中僕は祖母のワードローヴから拝借して黒いロングドレスを着てたんだ。そのあとすぐに返したから、多分気がついてなかったと思うけど、僕はそういうのがかっこいいかな、と思ったんだよね、当時。 ● 一番落着かないのは？： 〝トップ・オブ・ザ・ポップス〟に出てる時。 ● ユーロヴィジョン・ソング・コンテストについてどう思う？： 良くないね。権威主義的な感じがして、ポップスのいいところが歪められてしまうように思う。
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